妊婦の健康管理を革新するMamaWell
株式会社MamaWellは、妊婦の就業継続支援をテーマに、ヘルスデータを活用したサービスを提供しています。この度、同社は新たな資金調達を行い、さらなる事業拡大を目指します。資金調達の詳細やMamaWellのサービスについて詳しく見ていきましょう。
資金調達の背景と目的
MamaWellは2024年6月に、ANRI株式会社を引受先としたJ-KISS型新株予約権による資金調達を実施。また、千葉銀行からのデットファイナンスを活用し、これらの資金は主にMamaWellのサービスシステムの開発や営業体制の強化に使用されます。
「妊娠・育児期は女性の人生において非常に重要な時期であるにも関わらず、サポートするサービスが不足しています。そのため、MamaWellは多くの女性やその家族に寄り添い、必要なサポートを提供することを目指しています」と、MamaWellの代表取締役である関まりかさんは語ります。
この取り組みは、妊婦が安心して妊娠生活を送るための伴走者としての役割を果たすことを目的としています。さらに、妊娠中に遭遇する可能性がある問題や疑問に対しても、24時間対応のLINEを通じて迅速にサポートを受けることができます。
MamaWellのサービス概要
MamaWellが提供する健康管理サービスは、妊娠・育児期の女性に特化した包括的な内容となっています。サービスにおいては、ウェアラブルデバイスを使用し、心拍数や活動量などのバイタルデータをリアルタイムで収集。これにより妊婦の健康状態をモニタリングし、パーソナル助産師がそのデータを基に個別の健康管理プランを提案します。
さらに妊婦向けの教育資料の提供も行い、妊娠・出産に関するあらゆる情報を提供します。このように、MamaWellは妊婦を包括的にサポートすることで、安心できる妊娠生活の実現を目指し、妊婦がよりよいサポートを受けられるような環境づくりを進めています。
資金調達企業ANRIの紹介
新たな資金調達を受けて支援を行ったのが、ANRI株式会社。彼らは主にシード期のスタートアップ企業へ特化した投資を行い、数々の成功事例を持つベンチャーキャピタルです。ANRIは2012年に設立され、インターネット領域をベースにさまざまなテクノロジー領域に投資しています。
ANRIのシニアアソシエイトである川口りほさんは、「妊娠・育児期の女性をサポートするサービスが不足している現状を打破するために、MamaWellの取り組みを強力に支援していきます」と話します。このようなサポートを受けながら、MamaWellは事業の拡大を加速することが期待されています。
今後の展望と採用
資金調達の成果として、MamaWellではスピーディにサービスを拡充させることを目指しています。特に、企業や健康保険組合へのサービス導入を促進するため、「セールス」や「エンジニア」人材の採用を強化しています。MamaWellは「妊娠・育児期の女性を完全に支援する社会」を目指しており、今後、さらなるサービス向上に向けた人材を求めています。
私たちと一緒に社会を変えたいという方は、MamaWellのリクルートページをぜひご覧ください。
会社概要
株式会社MamaWellは茨城県つくば市に本社を構え、代表取締役の関まりかさんが経営しています。設立は令和4年8月で、妊婦支援に特化したサービスを展開する企業として注目されています。
このように、MamaWellは今後も妊婦やその家族に寄り添い、健康で安心な妊娠生活を提供するための取り組みを進めていくでしょう。