ネパール版SDGsカードゲーム
2026-03-18 14:06:04

金沢工業大学が国連FAOと共にネパール版SDGsカードゲームを開発

ネパール版SDGsアクションカードゲーム「X(クロス)」の開発



金沢工業大学のSDGs推進センターが国連食糧農業機関(FAO)と連携し、ネパールの食糧農業システムの課題を解決することを目的に、新たに「THE SDGsアクションカードゲームX(クロス)」のネパール版を共同開発しました。このプロジェクトは、2024年に完成したブータン版クロスの評価を受けて進められた第二弾となります。

開発の背景と経過



ネパール版は、FAOが提唱する戦略「Four Betters(より良い生産、より良い栄養、より良い環境、より良い生活)」に基づき、約6か月間にわたるオンラインワークショップやディスカッションを通じて開発されました。完成したカードは2025年9月にネパールで正式にローンチされる予定です。

開発初期の2月からは、FAOネパール事務所やワールド・フード・フォーラムユースメンバーが参加し、金沢工業大学からは平本督太郎教授をはじめ、多くの学生や教職員が関与しました。彼らは、ネパールの現実に即した教材を生み出す努力をしています。

現地体験会の開催



2025年9月には、国連主催の「Nepal Food Forum 2025」で、完成したネパール版クロスの発表と体験会が行われる予定でした。金沢工業大学からは8名がネパールに派遣されましたが、滞在中に若者の暴動が発生し、外出禁止となるという困難な状況に直面しました。それでもFAOネパールの支援により、縮小版での発表と体験会が実施されました。

このイベントを通じて、日本とネパールの若者たちが食糧農業分野の活動を共有し、社会の変化に対する今後の行動について意見を交換しました。この経験は、金沢工業大学の学生たちにとって非常に刺激的なものであり、現地の若者たちの社会課題解決への積極的な姿勢に強い影響を受けました。

SDGsアクションカードゲーム「X(クロス)」とは



「X(クロス)」は、2018年に金沢工業大学の学生プロジェクト「SDGs Global Youth Innovators」により開発されたゲームです。楽しみながらSDGsについて学ぶことができ、世界中で70ヵ国以上、70万人以上が体験しています。ゲームは、トレードオフカードとリソースカードの34枚ずつから構成され、社会的課題解決の手法を身につける手段として用いられています。

ネパール版の特長



ネパール版には、既存の英語版カードに加え、ネパールの食糧と農業に特有の魅力と課題を反映したカードも盛り込まれています。ゲームの内容を通じて、ネパール特有の問題解決に向けたアイデアを生成することが可能です。特に、災害時の食糧供給や高付加価値食品の市場性など、地元の実情に即したトピックスが取り上げられます。

今後の展望



金沢工業大学は、ネパール版が成功裡に展開された後、他の国々でも同様のプロジェクトを進め、持続可能な社会の実現に向けての支援を続けていきます。SDGsの達成に向けた取り組みとして、地域や国を超えた教育ツールの開発に力を入れ、次世代のリーダー育成を目指しています。

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