青森八戸の新冷凍拠点
2025-08-05 11:09:06

オカムラ食品工業が青森八戸に新たな冷凍拠点を確保!地域経済にも期待

オカムラ食品工業、青森八戸に新たな冷凍拠点を設立



オカムラ食品工業が、青森県八戸市に新しく冷凍保管拠点を確保するというニュースが舞い込んできました。このプロジェクトは、サーモンを中心とした養殖ビジネスを展開している同社にとって、大きな意味を持つものです。新しい冷凍庫は、共同物流サービスと連携し、2027年に竣工予定となっています。この拠点は、青森県内のサーモンの保管・物流の中心地として機能し、地元経済への貢献が期待されています。

冷凍倉庫の重要性



新設される冷凍倉庫は、セミ超低温(SF1)での保管を実現します。この温度帯は、約−30℃から−40℃までの管理が求められ、一般的な冷凍食品と比較しても厳しい温度管理が必要です。北東北の地域でこのような施設が建設されるのは初めてのことで、オカムラ食品工業にとっては、サーモンの高品質な保管が可能になる重要なステップです。

この倉庫には、同社が養殖するサーモンの大部分を保管する予定で、これまで県外にあった保管施設を集約し、物流の効率化を図ります。これにより、八戸市内の産業活動が活性化し、地域経済への貢献が期待されるのです。

物流への新たな挑戦



さらに、この冷凍倉庫の建設は、八戸港を国内外への物流拠点として活用するためのステップともなります。これは、2024年問題や環境負荷の軽減を目的とした「モーダルシフト」の推進にもつながります。八戸港を基点に、国内外への物流が円滑に行われるようになることで、地域は新たな発展のが期待されます。

また、八戸港を飼料仕入れの拠点としても活用し、地域内の感染症のリスクを低減しつつ、生産効率を高めることも目指されているのです。これにより、津軽・下北エリアの養殖産業と加工拠点が連携し、青森産業の一体化が進むことが期待されます。

地域への真摯な貢献



オカムラ食品工業は、2030年までに国内でのサーモン養殖量を、2025年の計画値よりも大幅に増加させる目標を掲げています。これを達成するには、養殖量の拡大に加え、加工や冷凍保管、物流体制の整備が必要不可欠です。新たな冷凍倉庫は、その重要な基盤の一つとして位置づけられています。

このプロジェクトを通じて、オカムラ食品工業は地域経済の発展に寄与すると同時に、地元の雇用促進や地域産業の活性化に寄与していく意向です。さらには、青森サーモンの品質向上も図りながら、サステイナブルな産業構築を目指します。

まとめ



オカムラ食品工業は、青森県八戸市に新たに設立されるセミ超低温冷凍倉庫を通じて、地域経済の発展に寄与し続けることを宣言しています。サーモンの養殖や加工においての貢献はもちろん、物流や保管の効率化も視野に入れた取り組みを行うことにより、青森の地域資源を最大限活用していく姿勢が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社オカムラ食品工業
住所
青森県青森市八重田1-6-11
電話番号
03-3666-2333

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