KDDI直営店での新しい手荷物預かりサービス「Bounce」
KDDIは2025年11月13日から、同社の直営店(新宿、池袋、上野、みなとみらい)で、海外からの観光客の増加に応じた手荷物預かりサービス「Bounce」を導入します。このサービスは、観光地でのロッカー不足を解消し、訪日外国人旅行者の利便性を高めるものです。
Bounceとは?
「Bounce」は、アメリカ・サンフランシスコで誕生した手荷物預かりプラットフォームで、全世界4,000以上の都市で300万人以上の利用者に支持されています。このアプリを使えば、旅行者は最大100万円の補償を受けながら、店内の専用ロッカーに荷物を預けることができます。これにより、観光地を点々とする際の手荷物の煩わしさから解放され、身軽な移動が可能になります。
KDDIの取り組み
KDDIは観光客の多い地域に店舗を構えることで「手ぶら観光」を推進します。国土交通省が進めているこのイニシアティブと連携し、インバウンド需要に応えることで、訪日外国人旅行者が快適に楽しめる環境作りを目指します。さらに、海外向けには旅行優待プログラム「WanderJoy」の15%割引クーポン、国内向けには「Pontaパス」による特典も提供しています。
Bounce CEOのメッセージ
BounceのCEO、Cody Candeeは、KDDIの直営店でのサービス導入について、以下のように述べています。「KDDIの店舗にBounceのサービスを設置できることを大変光栄に思います。日本では訪日観光客の急増に伴い、ロッカー不足が深刻です。このロッカーを設けることで、旅行者は荷物の預け先に困ることなく、観光や移動を楽しむことができるようになります。」
導入店舗とサービスの詳細
Bounce専用ロッカーは以下のKDDI直営店に設置されます:
- - au Style SHINJUKU:新宿駅東口から徒歩1分(営業時間:10:00~20:00)
- - au Style IKEBUKURO:池袋駅東口から徒歩4分(営業時間:10:00~20:00)
- - au Style UENO:上野駅中央口から徒歩5分(営業時間:10:00~19:00)
- - au Style みなとみらい:桜木町駅北改札直結(営業時間:11:00~20:00)
今後、さらに多くの店舗への拡大も検討しています。旅行者だけでなく地域経済や観光業界全体の価値向上に寄与することで、KDDIはテクノロジーとホスピタリティを融合し、すべての旅行者に快適で持続可能な体験を提供していく所存です。
まとめ
この新たな取り組みにより、KDDIはインバウンド旅行者の流入を支え、観光の質を向上させることを目指します。便利な手荷物預かりサービスで、観光をよりエンジョイできる環境を整えていくことで、訪日外国人旅行者に対しても新たな価値を提供することに貢献していくでしょう。