NEXYZ.と山形銀行が業務提携
最近、株式会社NEXYZ.が山形銀行と業務提携を結び、カーボンニュートラルを目指した省エネ設備の導入を支援することが発表されました。この提携により、山形銀行の顧客はLED照明などの省エネ設備を導入することが可能になり、CO₂排出の削減に貢献することが期待されています。
山形銀行の環境への取り組み
山形銀行は1896年に創業して以来、地域と共に成長することを理念に掲げ、環境保全活動に積極的に参加しています。特に、2030年度までに2013年度比で46%のCO₂排出削減を目指すとともに、環境配慮型の新本店ビル建設や再生可能エネルギーの活用にも取り組んでいます。また、森林整備活動を行い、CO₂吸収量の拡大にも注力しています。このように、山形銀行は「ゼロカーボンやまがた2050」を達成するために貢献しています。
NEXYZ.の支援サービス
NEXYZ.は2012年から、初期投資なしで導入できる「ネクシーズZERO」という設備支援サービスを提供し、これまでに10万件以上の導入実績があります。また、93社以上の銀行や信用金庫と提携し、全国の11社の地域子会社と36拠点を持つ体制を敷いています。
地域金融機関は中小企業との関係を深めており、経営者のニーズを迅速に把握しています。特に、政府が目指している2030年までのLED照明化100%目標には、2024年の時点で58%の進捗状況と報告されています。環境省や金融庁が求める中、具体的施策を実行する金融機関は少ない中で、NEXYZ.と山形銀行の提携が注目されています。
脱炭素社会の実現へ
NEXYZ.と山形銀行の連携により、地域の事業者に対する省エネ設備の導入支援が進むことで、脱炭素社会の実現が期待されています。顧客企業の設備導入を通じて電力削減やCO₂排出削減が進められ、その実績はレポートとして提供されます。このレポートは、脱炭素化やSDGsへの取り組みをアピールするための重要な資料として利用されています。
NEXYZ.は、今後も地域経済の活性化と脱炭素社会の実現に向けて、企業と地域、そして人との信頼関係を基にした取り組みを強化していく方針です。この提携が地域に与える影響にも注目が集まっています。今後の展開を期待したいところです。