BTMと商工中金がAI活用のビジネスマッチング契約を締結

BTMと商工中金がAIを活用したビジネスマッチング契約を締結

株式会社BTM（本社：東京都渋谷区）は、AI技術の導入を促進するために、子会社のBTMAIZと商工組合中央金庫（商工中金）との間でビジネスマッチング契約を締結したことを発表しました。この契約は、中小企業に向けたデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するものであり、双方の長所を活かすものです。

協業の背景と目的

BTMは商工中金と2023年5月にビジネスマッチング契約を結び、地方の中小企業に多くの顧客紹介を受けてきました。この経験を踏まえ、BTMAIZの設立を経て、さらなる協業の強化を図った結果、両者間での契約締結に至ったのです。中小企業によるAI技術の活用が求められる現代において、BTMグループはこのニーズに応えるための体制を整えました。

協業の主要ポイント

1. 専門性の強化

BTMはDX支援を行う中で、特にAIやデータ分析といった専門性の高い領域においても、BTMAIZを通じてソリューションを提供します。これにより、商工中金との取引先が抱えるあらゆるDXのニーズに対して、ワンストップで柔軟に応えることができる体制が整います。

2. グループシナジーの促進

BTMとBTMAIZの連携により、企業のDXのフェーズや特有の課題に応じた最適な解決策を提供します。グループ全体の総合力と専門性を活かし、よりきめ細やかなサポートが可能となります。これにより、企業は迅速に適切な支援を受けることができるでしょう。

3. 商工中金の全国ネットワークの活用

商工中金は長年の経験をもとに、日本全国に広がる強固な取引先ネットワークを持っています。BTMAIZとの契約により、このネットワークを利用することで、AI導入やデータ活用に関するニーズを抱える全国の企業にアプローチできるようになりました。これはBTMグループにとって新たなビジネス機会の拡大と期待されています。

商工中金とBTMAIZの概要

商工中金は1936年に設立され、日本全国における中小企業支援を専門とする金融機関です。「企業の未来を支えて、日本を変化に強くする」という目的のもと、融資や預金、国際業務など多岐にわたる金融サービスを展開しています。

一方、BTMAIZは2025年に設立された株式会社BTMの子会社で、AIを中心としたDX推進を目指しています。「日本をAI先進国に、人生を豊かに」というミッションを掲げ、最新のAI技術を駆使したソリューションの提供に取り組んでいます。