株式会社U-Factorの新たな挑戦
株式会社U-Factor(本社:東京都千代田区)が、乳歯由来の
歯髄幹細胞培養上清液から得られた治療効果を示す
miRNAマーカーを新たに発明しました。この技術革新は、バイオ創薬における培養上清液の
品質の安定化に寄与するもので、今後の医療に大きな影響を及ぼすことが期待されています。
U-Factor®液の魅力
同社が独自に開発した
U-Factor®液は、幹細胞を培養する中で得られる上澄み液を精製した製品です。この液体は大量の
サイトカインを含み、高い安全性と有効性をもっています。特に、名古屋大学の上田名誉教授によってその有効性が認識され、多くの研究に活用されています。
共同研究の募集
株式会社U-Factorは、2024年11月1日よりこの新しいmiRNAマーカーを用いた共同研究の募集を開始します。これにより、U-Factor®液のさらなる品質向上と安定供給を目指し、多くの大学や研究機関との連携を強化する計画です。そんな中で、U-Factorは「治療薬の製剤化」を目指しており、特に
アルツハイマー型認知症などの難治性疾患に向けた新たな治療方法を模索しています。
特許取得の意義
今回のmiRNAマーカーの発明に伴い、特許第7474020号が登録され、この技術を基にした新たな治療法が開発されることが見込まれています。特許は2024年4月16日に取得され、今後ますますの進展が期待されます。
井島社長のコメント
代表取締役社長の
井島英博氏は、「今回の発明は、U-Factor®液の創薬化において、生産の品質担保に大きく寄与するものです。我々は、さらなる知見の深化を図り、大学や研究機関と手を組んで、この技術を広める努力を続けていきます」と述べています。
会社概要
株式会社U-Factorは、2020年3月に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。「U-Factor®液」を利用し、有効な治療法のない疾患への新薬開発に挑んでいます。患者のニーズに応え、医療の確立された治療法がない
アンメットメディカルニーズに対する新たな道を開くことが使命です。
お問い合わせ
興味のある研究機関や大学は、会社の公式サイトから共同研究に関する問い合わせを行うことが可能です。また、患者や関心のある方々は、
株式会社U-Factorのウェブサイトを訪れることをおすすめします。
このように、株式会社U-Factorは、創薬の未来を切り開くための新たな確かな一歩を踏み出しているのです。