TIBによる新しいスタートアップ支援プログラム
東京のイノベーション拠点であるTokyo Innovation Base(TIB)が、新たなスタートアップ支援プロジェクト「TIBプレミアムメンタリング」を開始しました。このプログラムでは、トップクラスのメンターによる個別指導の機会が提供され、参加するスタートアップはオードリー・タン氏のメンタリングを直接受けることができます。
オードリー・タン氏のプロフィール
オードリー・タン氏は、元台湾のデジタル発展相であり、16歳でIT企業を共同設立するという若き才能を持った経営者です。35歳で台湾史上最年少の閣僚として就任し、現在は無任所大使として活動。彼は「オープンな政府」や「誰も取り残さない社会」の実現に向けて、デジタル技術を駆使した社会改革に取り組んでいます。スタートアップは、彼の豊富な経験を活かしながら、ビジネスの成長につながる貴重なアドバイスを受けることができるチャンスです。
メンタリングの詳細
TIBプレミアムメンタリングは、以下の内容で実施されます。
- - 日時: 令和6年11月17日(日)
- - 場所: TIB(東京都千代田区丸の内3-8-3)
- - 形式: 対面でのメンタリング(1社当たり約30分)
- - 言語: 英語
- - 対象: 起業10年以内のスタートアップで、英語でのコミュニケーションが可能な企業
- - 定員: 約3社(各社4名以内)
- - 参加費用: 無料
応募は、所定のフォームから受け付けており、締切は令和6年11月8日(金)正午です。選考は応募内容に基づいて行われ、メンタリングを希望する企業には多くの期待が寄せられています。
キックオフセッション
さらに、「TIBプレミアムメンタリング」のキックオフイベントも予定されています。こちらは、オードリー・タン氏と共に、Sakana AIのCOOである伊藤錬氏も登壇し、成功したスタートアップの現状や未来の展望について語ります。以下に詳細情報を記載します。
- - 日時: 令和6年11月17日(日)10:30〜11:30(予定)
- - 場所: TIB2階STAGE(東京都千代田区丸の内3-8-3)
- - 出演者: オードリー・タン、伊藤 錬、西村 真里子(モデレーター)
プログラム内容
このセッションでは、AIと未来のイノベーションについてのキーノートトークと、起業に関する体験を共有するトークセッションが予定されています。AIがもたらす未来や、スタートアップがどのように社会の課題を解決していくのか等、新たな視点を得ることができる貴重な機会です。
全編英語でのセッションとなりますが、同時通訳も用意されているため英語に自信がない方でも安心です。定員は先着順で200名を予定しており、参加希望者はあらかじめ応募フォームから申し込みが必要です。
まとめ
TIBの「プレミアムメンタリング」は、スタートアップが成長するための貴重な機会を提供します。参加を希望する企業は、早めの申し込みをお勧めします。この取り組みが、未来のビジネスリーダーたちの力強い一歩となることを期待します。