藝大初の体験展
2025-11-20 13:05:35

東京藝大初の体験型展覧会「藝大式 美術の“ミカタ”」が2026年開催決定

東京藝大初の体験型展覧会「藝大式 美術の“ミカタ”」



東京国立の芸術大学である東京藝術大学(略称:藝大)が、2026年から3年間にわたるシリーズ展覧会「藝大式 美術の“ミカタ”」を開催することが決定しました。この展覧会は、東京藝大が提供する初めての“体験型”の形式を取り入れています。具体的には、2026年7月24日から9月23日まで、上野公園に位置する東京藝術大学大学美術館にて行われます。

歴史ある東京藝大


東京藝術大学は、1887年に設立された東京美術学校と東京音楽学校を起源とし、約140年の歴史を誇る日本唯一の国立芸術総合大学です。その長い間に、数多くの著名な芸術家や研究者を輩出し、国の文化に多大な貢献をしてきました。しかしながら、一般の人々には、どのような学生が集まり、どのような教育が行われているのかがあまり知られていないのが現状です。最近では、『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常』がベストセラーとなり、逆にその関心を引き寄せています。

体験型展覧会の内容


「藝大式 美術の“ミカタ”」は、毎年異なるテーマを持つシリーズ企画の第一弾です。教員陣による講義形式の展示が用意され、美術の歴史から実技、表現、素材、保存修復まで、さまざまな角度からアプローチします。さらに、ワークショップも併設されており、来場者は子どもから大人まで、気軽に参加できる環境が整えられています。この展覧会では、参加者が「藝大生」を疑似体験し、美術の魅力を学ぶ貴重な場となるでしょう。

開催概要


  • - 展覧会名: 藝大式 美術の“ミカタ”―この夏、藝大生になる―
  • - 会期: 2026年7月24日(金)~9月23日(水・祝)
  • - 会場: 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2、3、4(東京・上野公園)
  • - 主催: 東京藝術大学、読売新聞社
  • - 公式サイト: 東京藝術大学大学美術館(準備中)

参加する教員陣には、先端芸術表現科や文化財保存学専攻の専門家たちが名を連ね、様々な視点から展示内容が企画されます。展示予定作品には歴史的価値のある美術品が多く含まれ、来場者はこれらの素晴らしい「作品」を直に体験することができるのも大きな魅力です。

東京藝大の多様なキャンパス


東京藝術大学は上野公園のほかにも茨城県取手市、神奈川県横浜市、足立区千住にキャンパスを持ち、幅広い芸術教育を展開しています。その中で、芸術の教育と研究の中心地としてさらなる人材を育成し続けており、本展覧会はその一環として位置づけられています。

この新しい視点の展覧会により、東京藝大が持つ美術の奥深さや楽しさを体験し、広める絶好の機会が訪れます。参加者にとって、ただの観覧者ではなく、実際に学び、感じることができる貴重な時間になることでしょう。様々なテーマで構成される「藝大式 美術の“ミカタ”」、2026年の第一弾をどうぞお楽しみに!

会社情報

会社名
「藝大式 美術の“ミカタ”」事務局
住所
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