五代目店主決定
2025-12-18 15:38:30
近畿大学の学生が選んだ五代目ラーメン店主の挑戦とは
近畿大学「KINDAI Ramen Venture」の新たな一歩
近畿大学(大阪府東大阪市)では、学生が主体となって経営するラーメン店「KINDAI Ramen Venture」が話題となっています。このプロジェクトは、学生が実際の飲食店経営を通じて、実践的なビジネススキルを学ぶことを目的としています。2021年10月に始まったこの取り組みは、学生自身がラーメン店を経営し、実際の経験を通じて起業家精神を育てる機会を提供しています。
2026年4月から始まる五代目の店主に選ばれたのは、経営学部キャリア・マネジメント学科に在籍する4年生の齋藤玲央さんです。彼は、昨年度もこの選考会に挑戦しましたが、その際は惜しくも選ばれませんでした。しかし、再挑戦を決意して休学し、オーストラリアで武者修行を行い、ラーメン店での経験を積みました。現地で新たにオープンする店でのアルバイトを通じて、スープの製造や新メニューの開発にも関わることができました。
齋藤さんの挑戦と成長
齋藤さんは、五代目店主選考会に向け準備を進める中で、自身のビジョンを大切にし、経営者としての資質を磨いてきました。試食審査では、具材を自由にトッピングできる「麻辣坦々まぜそば」を披露し、審査員に強い印象を与えました。
また、経営ビジョンを語る中で、「近大という器」「人という器」「商品という器」を大切にしたいという思いを伝えました。これにより、齋藤さんが今後の店舗運営に寄与したいという熱意が審査員に伝わりました。
先輩たちと新たな歴史を刻む
歴代の店主たちは、近畿大学の精神を受け継ぎながら、それぞれ自身の店舗運営に取り組んできました。初代の西奈槻さん、二代目の村上黎一郎さん、三代目の前田凛多朗さん、四代目の岡田帝乙さんに続く齋藤玲央さんの挑戦は、彼独自のビジョンを持ち、過去の経験を活かしつつ、新たな歴史を刻む機会となります。
未来へのビジョン
「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」は、学生が全国に向けて進出し、さらには国際的に認められるブランドを目指しています。齋藤さんは、挑戦し続ける文化を次の世代へと繋げつつ、自らの洞察に基づいてラーメン店を経営し、多くの人々に情熱を伝えていく考えを示しました。支えてくれた家族や仲間、先輩たちに対する感謝の気持ちを忘れず、彼は新たな一歩を踏み出します。
学生が切り拓く未来
「KINDAI Ramen Venture」は、学生の力で新たな挑戦を続ける素晴らしいプロジェクトです。大学が提供するバックアップのもと、選ばれた学生たちは自らの夢を実現に近づけるために挑戦し続けています。近畿大学が「器」を大切にする姿勢は、次世代の起業家にさらなる刺激を与えることでしょう。今後も、彼らの活躍から目が離せません。
会社情報
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学校法人近畿大学
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