サンクゼールがキャップシールを廃止しプラスチック削減に挑む

プラスチック削減へ向けた新たな取り組み

株式会社サンクゼールが、2025年8月初旬より、一部瓶商品におけるプラスチック製キャップシールの廃止を決定しました。この取り組みは、顧客からのフィードバックを受けて行われ、環境への配慮と提供サービスの利便性向上を目指しています。

キャップシール廃止の背景

キャップシールは瓶の蓋に貼られ、未開封であることを示す役割がありますが、開封時の手間や使用後に発生するプラスチックごみが課題とされていました。顧客からは「簡単に開封できるようにしてほしい」といった声も多く寄せられていました。サンクゼールでは、久世福商店のドレッシングなどの一部商品でキャップシールを廃止し、中栓付きのキャップデザインを導入することで、利便性だけでなく、年間で約400kgのプラスチック削減を実現する計画です。

アンケート調査結果

この決定の背景には、顧客アンケートの結果もあります。当社が実施した意識調査では、約70%の顧客がキャップシールの廃止に賛同しています。「ごみの削減につながる」「環境への配慮が感じられる」「開封の手間が省ける」といった意見が多く寄せられました。反対意見も一定数存在し、約15%の顧客が「衛生面での安心感が下がる」といった理由から反対の意思を示しています。サンクゼールでは、衛生面に配慮した中栓付きのキャップデザインを採用していることを丁寧に周知し、安心して使ってもらえる商品づくりに注力していく方針です。

サンクゼールについて

株式会社サンクゼールは、長野県飯綱町に本社を構える食品製造小売企業で、「久世福商店」や「St.Cousair」といった専門店を全国に展開しています。企業理念として「愛と喜びのある食卓をいつまでも」を掲げ、食のSPAモデルを通じて商品企画の段階から販売まで一貫したサービスを提供しています。

創業者の経験に基づき、家族の食卓を豊かにする商品を提供することに情熱を注いでいます。今後も、環境へ配慮した取り組みや、顧客のニーズに応える製品作りを進めていくことで、持続可能な社会の実現を目指しています。

今後の展開にもぜひご期待ください。