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夏の訪れとともに、石川県が誇る新しい和菓子「夜舟」が注目を集めています。このお菓子は、加賀・能登・金澤の農家13軒と和菓子職人12名が共同で開発したもので、見た目の美しさと豊かな味わいを兼ね備えています。 réservationは、2023年6月9日(金)から始まり、7月3日(月)まで受付を行います。

「夜舟」には2つのバリエーションがあり、4個入りセットが3種類で1,500円（税込）、全12個入りの「夜舟コンプリートセット」が4,200円（税込）で提供されます。特に全12個入りセットでは、官能的な味わいが楽しめるだけでなく、友や家族とのシェアにも最適です。消費期限はお渡し日当日となっていますが、ぜひその日の内に味わっていただきたい一品です。

お渡し日は2023年7月7日(金)から9日(日)までの3日間で、様々な和菓子店やスーパーマーケットにて受け取ることができます。具体的な受け取り先としては、「夜舟」参加和菓子店の12店舗、金沢エムザ、アピタ松任店、八兆屋駅の蔵金沢駅店などがあり、それぞれの閉店時間に合わせてのお受け取りが可能です。

この「夜舟」という名称は、春には「ぼたもち」、秋には「おはぎ」と呼ばれる同じ和菓子の夏の呼び名です。昔からの言い伝えに基づき、夏の夜に舟が凪で静かに着く様が、いつ舟が着いたか分からないという遊び心から名付けられました。「夜舟」は、ただの和菓子ではなく、実は深い文化や伝統をも含んでいます。

「加賀・能登・金澤 夜舟」の生産にあたっては、農菓プロジェクトという厳しいルールが設けられています。まず第一に、県産のもち米が使用されること、そして県産のもち米に加え、1品以上の農産物が活用されることが求められます。このように地域の農作物を大切にし、味わい深いお菓子を作り上げているのです。

さらに、特記事項として、この「夜舟」を全てお買い求めいただいた方には、県産もち米を使った餅つき体験と夜舟の餡トッピングお試し会への参加権が付与されます。実際にお米から餅をつく作業を手伝い、その際に当地の和菓子職人が独自にトッピングした餅を味わえる貴重な体験となります。

プロジェクトの設立は2015年で、和菓子職人グループが農業体験を通じ、新たなつながりを築いていく中で、消費へつなげることを目指しています。参加する農家や和菓子店の数は年々増加し、地域に根付いた食文化の促進が図られています。

このように、「夜舟」は単に味わうだけではなく、地域の農業や食文化を感じることができる素晴らしい機会です。ぜひこの夏、特別なおはぎ「夜舟」を通じて、石川県の魅力を再発見してください。

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