静岡県磐田市での消防士体験イベントの魅力
静岡県磐田市で、ふるさと納税の返礼品として提供される「消防士体験」が注目を集めています。県内初の試みとなるこのイベントは、家族連れにもピッタリの体験型プログラムです。
ふるさと納税での新しい試み
磐田市消防本部、通称磐田消防は、毎月1組の家族を対象に消防士体験を実施しています。2023年11月15日、初回の体験会では山梨県から来た4人家族が参加し、普段は味わえない消防士の仕事を間近で体験しました。
特別な一日:消防士体験の内容
消防車両への乗車
お子さんたちが消防服に着替え、まず向かったのが消防車両に乗る体験です。はしご車に乗り込み、磐田消防の中枢である「中東遠消防指令センター」へ向かいました。その瞬間、子供たちの目は大きく輝き、無邪気な笑顔が見られました。
119番通報の応対
体験の醍醐味は、実際の119番通報の操作体験です。磐田市には約46万人の命を守るための指令センターがあり、参加者たちは模擬操作卓を使用し、通報内容の正確な聞き取りや出動要請を行いました。この体験を通じて、消防士の仕事の重大さを感じられたことでしょう。
はしご車の搭乗体験
体験は続き、今度ははしご車に搭乗し、約30メートルの高さまで上昇しました。市内を一望し、天候に恵まれれば美しい富士山の景色も楽しめる特別な瞬間です。高所からの眺望に子供たちは興奮を隠せず、貴重な記憶となったこと間違いなしです。
放水体験の楽しさ
最後のプログラムは、放水体験です。ポンプ車からホースを取り出し、兄弟で協力しながら目標に向かって勢いよく水を放つこの体験。参加したお子さんは「消防士もいいなと思えたし、はしご車に乗ったのが一番楽しかった」と感想を述べ、心に残る体験となりました。
磐田消防の願い
磐田消防は、この消防士体験を毎月1組限定で募集しており、寄付者への感謝の気持ちで溢れています。このような体験を通じて、地域における消防の重要性を再認識してもらいたいという願いが込められています。
申し込み方法や寄付金額については、ふるさと納税のポータルサイト『さとふる』で確認できます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
静岡県磐田市での消防士体験は、ただのイベントではなく、子供たちにとっての大切な教育の場ともいえます。地域と消防士の役割を理解し、次世代を担う子供たちに夢を与える機会をぜひお見逃しなく!