ナインシグマ・ホールディングスが発表した新機能「技術融合」
2025年6月30日、早くも注目されるAIサービス「AKCELI」に新機能「技術融合」が追加される。企業のイノベーション活動をサポートするナインシグマ・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:諏訪 暁彦)は、今回の機能追加により、自社が保有する技術や商材に外部の技術を掛け合わせ、新たなアイデアを生成する手助けを行う。
1. 「技術融合」が実現する新たな価値の創造
新機能は、企業が持つ自社技術や商材に相乗効果が見込まれる外部アセットを最大60件まで自動提案することで、イノベーションの幅を広げる。従来は手作業で行っていた異業種間の連携をAIが効率的に行うことで、新たな事業の発見を後押ししていく。これにより、企業は持ち技術だけに頼らず、外部の知見を活用することでより多様なアイデア創出が可能となる。
2. 機能の詳細と特徴
「技術融合」機能は、まずユーザーが保有している技術に関連する既存資料をAIが解析し、その技術の機能や価値を整理。その後、外部アセットを探索・評価し、選出した技術を提案する。主な機能には以下が含まれている:
- - 外部アセットのレコメンド:膨大な公知技術の中から、自社技術と相性の良い外部技術を提案し、異分野の技術も探索。
- - 新技術の再定義:提案された組み合わせにより生まれる新技術を再定義し、それらの機能や価値を整理、事業性をAIが評価。
- - レポート出力と用途探索:ワンクリックで「新技術」に関するレポートを出力し、その後のアイデアの詳細情報を整理できる。
これらの機能により、技術連携の促進と新たな事業化の機会を引き出すことが期待されている。
3. 構想から事業化までをサポートするプラットフォーム
ナインシグマは、「AKCELI」を単なるサービスとしてではなく、構想段階から事業化までのシームレスな支援を行うプラットフォームへと進化させていく。これにより、企業が持つ技術の潜在能力を最大限に引き出し、新たな価値創造を促進していくことを目指す。
4. オンラインセミナーについて
また、「技術融合」機能の詳細や活用事例について紹介するオンラインセミナーも予定されている。開催は2025年7月11日で、参加希望者は事前に申し込みが必要だ。これは、新機能についての理解を深める良い機会になるだろう。
5. 企業の背景とグローバル展開
ナインシグマは、2006年に設立された日本法人を持ち、2022年にはナインシグマ・ホールディングスとして経営統合を果たした。世界105カ国において、オープンイノベーション支援の実績がある。この活動を通じて、日本だけでなくグローバルにおいても優れた技術を結びつけ、その価値を最大化することに注力している。
6. まとめ
「技術融合」は、ナインシグマがオープンイノベーションの支援で培ったノウハウを基に開発された。この機能がもたらす可能性は大きく、今後の企業のイノベーション活動において重要な役割を果たすことが期待されている。より効果的に事業機会を創出するために、ぜひAKCELIを活用してほしい。詳細はナインシグマの公式ウェブサイトをチェックしてみてください。