IoTと生成AIが導く土木業界の未来を探るセミナー開催
2024年11月22日(金)、東京の日本橋において「土木の日記念 土木DXセミナー」が開催されます。このイベントは、MODE, Inc.が主催し、最新のIoT技術と生成AIを融合させた土木業界の現状と未来を探る貴重な機会です。
社会の課題と土木DXの必要性
建設業界は、深刻な人手不足、高齢化、働き方改革が進まない状況に直面しています。特に2024年4月から施行される時間外労働規制を受け、業界の課題は一層緊迫したものとなっています。データによると、土木分野の求人倍率は5.38倍に達しており、この問題を解決するためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入が求められています。
土木DXに取り組むMODEの役割
MODEは、アメリカ・シリコンバレー発のスタートアップで、現場のDXを加速させるソリューション型IoTプラットフォーム「BizStack」を展開しています。同社は、現場データを活用し、様々な業界に変革をもたらしています。特に、土木業界においては、生成AIとIoT技術を駆使し、業務の効率化や人手不足の解消に努めています。最近発表した「BizStack Assistant」は、リアルタイムの現場データを利用したAIアシスタントで、業務をサポートします。
セミナーの詳細情報
セミナーは午後1時から午後5時10分まで行われ、その後の懇親会も予定されています。会場は東京都中央区の日本橋一丁目三井ビルディング内、早稲田大学日本橋キャンパスです。参加費は無料ですが、定員は80名(抽選制)となっています。
プログラムと登壇者
今回のセミナーでは、国土交通省やJR東日本の担当者、そしてMODEのシニア事業開発マネージャー道間健太郎氏が登壇し、土木DXの社会実装事例や今後の課題について講演します。具体的には、以下のような有識者が登壇予定です。
- - 国土交通省大臣官房参事官(イノベーション)森下博之氏
- - JR東日本建設工事部基盤戦略ユニットマネージャー岡本健太郎氏
- - 法政大学の教授今井龍一氏
- - 前田建設工業株式会社の川西敦士氏
このように多彩なメンバーが集い、土木業界の現状や技術の進歩について深掘りします。
参加方法と今後の展望
参加を希望する方は、事前にリンク先から登録を行う必要があります。リンクは
こちらです。
ioT技術と生成AIを駆使した土木DXは、業界の未来を変える重要な分岐点にいます。本セミナーを通じて、参加者が新たな知見と刺激を得ることが期待されます。これからの超高齢化社会に向けた解決策を共に考える機会にしましょう。
MODについて
MODEは、センサープラットフォームと関連ソフトウェアサービスの提供を行う企業で、2014年に設立されました。国内外で幅広い業種にサービスを展開し、現場の業務を支える革新的な取り組みを行っています。また、同社はシリコンバレーを拠点に、世界中の現場でのDXを推進しており、今後の展開にも注目です。