アスエネが新設したAI研究機関が脱炭素課題解決を牽引へ

アスエネ、新たなAI研究機関『ASUENE AI LAB』設立

アスエネ株式会社（本社：東京都港区、CEO：西和田浩平）が、最先端のAI技術を活用した革新的なビジネス推進の一環として、新たに「ASUENE AI LAB（アスエネAIラボ）」を設立しました。これは、生成AIや機械学習、コンピュータビジョン、自然言語処理といった幅広いAI技術を駆使し、特に脱炭素およびESG（環境・社会・ガバナンス）課題の解決に取り組むための組織です。

設立の背景

the近年の急速なAI技術の進展により、様々な業界でビジネスプロセスの変革が進んでいます。小売業界では消費者データのパーソナライズが進む一方、製造業では予測保守が導入され、金融業においても不正検知技術が洗練されています。このように、AIは企業の競争優位性を築くための重要な要素となりつつあります。

アスエネでは、社会課題解決のためにAI技術を活用し、それに基づく新しいビジネスモデルを創出する時期に来ていると感じ、ASUENE AI LABの設立に至りました。このラボは、各種ステークホルダーとの連携を通じて、サステナビリティ関連の課題において先進的な研究を行い、実社会への実装を図ります。

ASUENE AI LABの目的と機能

ASUENE AI LABは、特に脱炭素化やESGに関連した広範なAI技術の研究・開発に注力します。具体的には、次のような機能が展開される予定です：

- CO2排出量を見える化し、削減や報告を効率化するクラウドサービス「ASUENE」の生成AIシミュレーション機能
- 請求書をスキャンしてCO2排出量を簡便に見える化可能なAI-OCR機能
- ESG人材専門のダイレクトリクルーティングプラットフォーム「ASUENE CAREER」のレジュメ自動要約機能等

これらの技術により、事業者が持続可能な経営を実現するための強力なサポートが提供されます。さらには、今後の研究成果を活用し、品質の高いプロダクトを世に送り出すことを目指します。

人工知能学会での重要な採択

アスエネは、AI技術への理解と実践をさらに深めるため、人工知能学会に対し、2つの重大な研究記事を採択されています。特に、ESG投資のための情報抽出技術に関する研究が評価され、これからの成果を発表するための準備が進められています。

アスエネのAI技術に対する取り組み

アスエネは、AI-OCR関連の特許を200件以上出願し、その処理件数はなんと30万件を超えています。特に、AIを活用したデータ処理の精度は98%以上を誇っており、今後もさらなる機能強化を図っていく予定です。技術革新を通じて、より多くの企業がサステナビリティ経営を実現できるような支援を行っていきます。

今後の展望

アスエネは、次世代により良い世界を目指し、AI技術の活用を加速させる決意です。脱炭素化、ESG課題に対する取り組みをさらに強化し、技術を駆使した新たな価値創造とオペレーション改革を進めてまいります。ASUENE AI LABがもたらす革新によって、企業の持続可能性を後押しする未来を期待したいものです。