2度目の栄誉:OKIの優れたDC制度運営
沖電気工業株式会社(通称:OKI)は、特定非営利活動法人 確定拠出年金教育協会が主催する「第13回 日本DCフォーラム」で、「DCエクセレントカンパニー 制度運営(ガバナンス)部門」を受賞しました。これは2019年の受賞に続く快挙で、同社の確定拠出年金(DC)における取り組みが再度評価されました。
この表彰は、確定拠出年金制度運営における優れた取り組みを行っている企業を対象としたもので、毎年のDCの継続教育や制度運営の部分で企業の先進事例を広めることを目的としています。このような活動を通じて、参加している企業の制度運営が加入者目線で行われるようサポートしています。
OKIは、DC制度のより効率的な運営を目指し、DB(確定給付型企業年金)の資産運用委員会にDC運営に特化したパートを設置し、定期的なモニタリングを実施しています。関係者は年2回以上集まり、商品ラインアップや評価基準について議論を重ねており、法改正に伴って商品の追加や入替、閉鎖などの施策も実行しています。この制度の透明性や信頼性が評価された結果、今回の受賞に至りました。
また、同社は社員の「フィナンシャルウェルビーイング」の向上にも努めており、投資教育や運用商品を通じて社員の経済的な健全性を支える取り組みを行っています。これにより、社員一人ひとりがより充実した働き方を実現し、さらなるパフォーマンスの向上を狙っています。
OKIは今後も継続的なサポートを行い、企業価値の向上に寄与することを目指していきます。企業のDC制度が充実することで、より多くの企業がこの取り組みを参考にし、世の中全体の制度運営が改善されることを期待しています。
用語解説
- - 確定拠出年金(DC):加入者が拠出する金額が定められ、運用結果によって将来受け取る年金額が変動する年金制度。
- - 確定給付年金(DB):年金受給者に将来の年金額があらかじめ定められている年金制度。
- - 企業型DC:企業が基本的に運営し、従業員が参加して年金を積み立てる制度です。
これまでのOKIの取り組みが高く評価された今回の受賞は、同社にとって大きな自信となり、さらなる発展を促す材料になることでしょう。