顧客時間とTO NINEが協力、D2C支援サービス「Engagement Force」始動

顧客時間とTO NINEが手を組み、新たなD2C支援サービス「Engagement Force」をスタートさせることとなりました。D2C（Direct to Consumer）ビジネスは、国内外問わずますます注目を集めており、その流れに対応した形です。

2018年に設立された顧客時間は、様々な業種にわたり「事業創造」と「チャネル開発」を支援してきました。その際、従来のマーケティング手法である4P（Product, Price, Place, Promotion）を再構築し、特に「Place」に焦点を当てた「Engagement 4P」という新たな枠組みを用いて、顧客の購買行動を新たな視点で分析・最適化する手法を取り入れています。これにより、オンラインとオフラインの接点を最大限に活かした顧客基点のマーケティングデザインを提供しています。

D2Cビジネスモデルにおいては、デジタルを駆使した顧客との直接的なつながりが強調されていますが、顧客時間の取り組みはこのトレンドと見事に一致しています。顧客時間が展開してきた多くの事業は、D2Cの発想を取り入れたものと言えるでしょう。

一方、TO NINEは「普遍のモノに、普遍のスタイルを」という理念のもと、協力企業とのD2Cブランドの開発および運用支援を行っています。瞬間的な流行にとらわれず、確かなスタイルと実行力でD2C領域における信頼を築いてきました。このような理念と実績を背景に、TO NINEは多様なブランドの育成に貢献しています。

現在、世界がさまざまな変革期を迎える中、企業と顧客が効率よくつながる場の提供がますます重要視されています。顧客時間とTO NINEによる「Engagement Force」では、独自のメソッドと広範なマーケティングネットワークを駆使し、事業会社と共にD2C事業の立ち上げから運用に至るまで、トータルでサポートします。

この業務提携により、D2Cブランドの設立や運営はもちろん、最近多くの企業から求められる事業やサービスの「D2C化」を実現するため、両社のノウハウを結集させます。顧客時間が持つ事業創造の専門性と、TO NINEのブランド運営のノウハウが一体となることで、戦略的な事業支援が可能言えます。

特にこの「Engagement Force」プログラムは、ブランド戦略の立案から、事業構想の策定、製品やサービスの開発、CRMの設計および運用、ウェブサイトやアプリの開発など多岐にわたるサービスを提供することで、企業の成長を加速させていく狙いです。今後、顧客時間とTO NINEの共同によるD2C支援サービスに期待が高まります。

【両社の基本情報】