東京ミライズが全てのマンションに顔認証システムを導入
株式会社東京ミライズ(本社:東京都港区)が、DXYZ株式会社の顔認証プラットフォーム「FreeiD」を今後供給する全マンションに標準採用することを発表しました。この取り組みは、居住者の快適な生活をサポートし、セキュリティの強化を図るものです。
「FreeiD」の機能
DXYZが開発した「FreeiD」は、スマートフォンアプリから顔を登録することで、日常生活での様々な行為(入退室、本人確認、決済など)が顔認証で行えるプラットフォームです。このシステムにより、鍵や財布を持たずに生活できる世界を実現し、すでに143棟の導入実績があります。また、顔認証によって、エントランスやエレベーターの利用が可能で、住宅の安全性を高めると共に、「オール顔認証マンション」という新たな住環境を創出します。
東京ミライズの取り組み
東京ミライズが展開する「ミライズシリーズ」は、都市型デザイナーズマンションを中心とした自社開発のブランドです。今後は、需要が見込まれる地域を吟味しながら、オーナーや居住者のニーズに合う住まいを提供していく方針です。「FreeiD」の導入により、入居者の生活利便性が向上し、セキュリティも強化されることで、物件の資産価値を最大限に引き出すことが期待されています。
代表取締役の志村謙太氏は、「このシステムの採用により、セキュリティの確保に加えて、入居率や資産価値の向上にも寄与することができる」と述べています。
顔認証による未来の生活
DXYZの木村晋太郎社長は、「顔認証によって鍵やカードキーに依存しない生活が実現できる」とし、今後は医療現場への展開も視野に入れています。居住者に対して新たな価値を提供するため、協力が進められる見込みです。
企業の概要
東京ミライズは不動産の売買・仲介・賃貸・管理、さらには医院開業支援やM&Aなどにも対応している企業であり、都市型デザインマンションの開発を手掛けています。一方、DXYZは顔認証技術を利用したプラットフォーム事業を展開しており、そのミッションは「デジタルで、目に映る世界をより豊かにする」ことです。
今後、両社は「FreeiD」を活用した新たなマンションライフの提供を進めていく考えです。快適で安全な生活空間がどのように展開されていくのか、今後の動向に注目です。