D Capital株式会社が新たな段階へ
D Capital株式会社は、2021年10月1日に設立した「D Capital 1号投資事業有限責任組合」のファースト・クローズが無事に完了したことを発表しました。この新しい試みは、日本企業の99.7%を占める中小企業に焦点を当てており、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じて、日本の産業構造の改善に貢献することを目指しています。
ファンド参画の多様性
D Capital 1号ファンドには、株式会社三井住友銀行、株式会社福岡銀行、株式会社新生銀行、株式会社あおぞら銀行などの金融機関が参加しています。また、SCSK株式会社やKDDI株式会社、株式会社JDSCなどの業界大手も名を連ねており、このファンドは多様な企業の連携を背景にしています。今後、ファンドの総額300億円の達成を目指し、さらなる資金調達活動に突入します。
「DX×PE」という新たなコンセプト
D Capitalは「DX×PE」をテーマに掲げており、これは日本初のプライベート・エクイティ・ファンドとして、投資の専門家とデジタル領域のプロフェッショナルが共に結集していることを意味します。
このアプローチにより、D Capitalは中小企業への資本提供とテクノロジー、ネットワークの提供を通じて、DXを強力に促進します。中小企業が抱える課題に対して、直接的にサポートを行っています。
DXギルドの役割
D Capitalの投資先企業を支える重要な要素として、強固なDXプロフェッショナルチームが存在しています。このチームは、ビジネスやデータサイエンス、エンジニアリングのトッププレーヤーで構成されており、これらの専門家は「DXギルド」という形で参画しています。このギルドが投資先のDXを具体的にサポートすることで、クライアントの成長を加速させる役割を果たしています。
DXアドバイザリーボードの存在
さらに、D Capitalでは「DXアドバイザリーボード」と呼ばれる専門家集団も設立しています。このボードはアカデミアとビジネス界のリーダーによって形成されており、D Capitalが行うDXの成果を再現性のあるものにし、普遍化する目標を持っています。
企業価値の向上を目指して
D Capitalが掲げるコアバリューには、「Move Forward / 進む」、「Innovate Value / 超える」、「Play New / 楽しむ」の三つがあります。これを通じて、日本の中小企業の価値を高め、同時に日本が抱える産業構造上の課題解決に寄与することを意図しています。
これからのD Capitalの動向に期待が寄せられています。今回のファースト・クローズを機に、新たな投資事業がどのように展開されていくのか注目です。
本件に対するお問い合わせ先:
D Capital株式会社
公式サイト
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※このプレスリリースは、D Capitalの設立に関する情報提供を目的とし、特定の取引やファンドの持分取得等の勧誘を含むものではありません。