有明高専とエルテックス・ヨシダがネーミングライツ契約を締結

有明高専とエルテックス・ヨシダが新たな契約を締結

2023年、福岡県大牟田市に位置する有明工業高等専門学校が株式会社エルテックス・ヨシダとネーミングライツパートナー契約を結びました。この契約は、両者の連携を深め、地域社会への貢献をさらに強化することを目指しています。

ネーミングライツ契約の背景

有明高専は、令和5年12月より施設に愛称を持たせることで、その知名度を高めるとともに、地域との協力を促進することを狙っています。具体的には、実習工場に「YELTEX FACTORY」という愛称が付与され、この名前が学生たちに広く知れ渡ることを期待しています。これにより、エルテックス・ヨシダとの結びつきがさらに強化されるでしょう。

エルテックス・ヨシダとは

エルテックス・ヨシダは福岡県福岡市に本社を構え、さまざまな製品やサービスを展開しています。今回の契約締結にあたり、同社の吉田大輔代表取締役社長と吉田悠二専務取締役も参加し、学校側の八木校長、梅津事務部長と共に、今後の協力関係を築くことを確認しました。

ネーミングライツの意義

このネーミングライツ契約は、有明高専にとって4例目になります。学校側は、この取り組みを通じて、財政基盤を強化することが期待されており、得られる対価は運営費や設備投資に活用される予定です。また、広告パートナーの募集も行っており、事業者が名前を付与することで、双方のメリットを図ることができるとのことです。

広告パートナーの募集

有明高専では、愛称や広告を希望する事業者を随時募集中です。「一般提案型」、「企画提案型」、「広告提案型」の3種類から選ばれることができ、各提案の内容によって施設へのサイン設置などが可能です。詳細については、有明高専の公式ホームページで確認できます。

学校の特徴

有明工業高等専門学校は1963年に設立され、5つの工学系学科を持つ国立の高等教育機関です。学生数は約1,000名で、これまでに9,275名以上の卒業生を輩出しており、様々な分野で活躍しています。学校では、学生が専門技術を修得し、社会で必要とされる人材として成長できる環境が整っています。

今後の活動に期待が高まる有明高専とエルテックス・ヨシダの取り組み。地域貢献を見据えた新たなステージへと進むことを願っています。