Grafana 13の発表
2026-04-27 11:31:17

Grafana Labsが新しいGrafana 13を発表し運用の変革を目指す

Grafana LabsがGrafana 13を発表



Grafana Labsは、世界のオブザーバビリティの未来を形作る新たな一歩として、Grafana 13を発表しました。この発表は、2026年に開催されたGrafanaCONにおいて行われ、オープンなオブザーバビリティプラットフォームの重要な進展を示しています。企業は従来のベンダーロックインから脱却し、自己のニーズに合った柔軟な運用を求めています。Grafana Labsの新たなアプローチは、その期待に応えるものです。

オープンであり続けるために



Grafana Labsは、ベンダーロックインを避けるために、オープンスタンダードとオープンソースを重視しています。Grafana Labsによる2026年のオブザーバビリティ調査によれば、実に77%以上の組織がOSSやオープンスタンダードを活用しています。しかし、その一方で、38%以上のチームが「複雑さ」を運用における最大の課題として挙げています。そこでGrafanaのアップデートは、オープンな基盤の上に構築することを目的としており、摩擦を低減することに重点を置いています。

Grafana 13の新機能



Grafana 13は、担当者が生のテレメトリから実用的なインサイトに迅速に到達できるようサポートします。以下は主要な機能の概要です。

1. 推奨ダッシュボード
標準的な手法に基づくダッシュボードレイアウトテンプレートや、ガイド付き学習パスが用意されており、新規チームでも負担なく始められます。

2. ダイナミックダッシュボードの開始
従来の静的なダッシュボードから、ユーザーのニーズに応じて動的に変化するダッシュボードへと進化します。

3. 大規模環境への対応
プログラマビリティとガバナンスが強化され、Gitの統合による双方向的な作業フローが可能となります。

4. エコシステムの拡充
170以上のデータソースおよび120以上の可視化パネルに対応し、再利用可能なパターンやベストプラクティスを提供します。

Grafana 13は、これまでの複雑なオペレーションを簡素化し、導入のスピードを加速化します。これにより、オブザーバビリティの運用がより効率的になるでしょう。

Lokiの進化



次に、アーキテクチャの見直しが行われたGrafana Lokiについてご紹介します。従来のログ用途から、次世代のニーズに応えるために進化しました。これにより、ログデータの分析負担が軽減され、効率も大幅に向上します。

  • - Kafkaの活用
より効率的なインジェスト層を構成。
  • - 再設計されたクエリエンジン
分散処理によるデータ局所性の最適化と処理速度向上を実現。

これらの機能により、Lokiはクエリごとに処理するデータ量を削減し、高速に結果を返すことが可能になります。さらに、Grafana LabsはLoglineという企業の買収を通じてログ分析の性能向上を目指しており、新たな技術をLokiに統合することで、高精度な検索が実現されます。

OpenTelemetryの取り組み



Grafana Labsでは、OpenTelemetryの導入を簡略化するための活動も行っています。OpenTelemetryは業界全体でのベンダー中立なインストルメンテーションを促進し、多くの組織がその利点を享受しています。新たなOpenTelemetryパッケージにより、Linux環境でのインストールが容易になり、Kubernetesへの対応も強化されます。このように、Grafana Labsはコミュニティと連携しつつ、よりスムーズな導入を実現しています。

GrafanaCON 2026での展示



GrafanaCON 2026では、世界中のユーザーおよび開発者が集まり、オブザーバビリティの実例を共有する場が設けられました。GoogleやLEGOなどの名だたる企業の事例が展示され、リアルなニーズに応えるための技術が紹介されました。ユーザー主導のセッションは、オープンなイノベーションの成功例を示す貴重な場となっています。

終わりに



Grafana Labsは、オープンなオブザーバビリティモデルの未来を構築するために、引き続きオープンソースへの投資を行っていくと対しており、その結果が業界全体にポジティブな影響をもたらすことが期待されています。これからの動向に目が離せません。


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会社情報

会社名
グラファナラボ日本合同会社
住所
東京都港区元麻布3丁目1番6号
電話番号

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