子ども目線の社会づくり
2012-01-15 16:38:34

プロ野球選手700人が集結!子ども目線の社会づくり支援イベント開催

プロ野球選手700人の取り組みで子ども目線の社会を育む



1月15日、神奈川県湯河原町にある湯河原海浜公園で、社団法人日本プロ野球選手会が主催する「ゆけむりキャッチボール」が開催されました。このイベントでは、300人の親子が参加し、プロ野球選手700人が手掛ける「キッズデザイン」の理念を推進するメッセージが発信されました。

キッズデザインの意義


日本プロ野球選手会は、未来の子どもたちを育てやすい社会を実現するためのプロジェクトに取り組んでいます。子どもたちが安心して遊び、学べる環境を支持するためには、親や企業、自治体が協力していく必要があります。この「キッズデザイン」理念は、子どもの安全を考慮した製品づくりや、将来的に必要な人材を育成するための取り組みとも関連しています。

2006年からはキャッチボールプロジェクトをスタートし、ここから生まれた専用ボール「ゆうボール」を使用して、選手たちが直接子どもたちと触れ合う機会を設けています。この活動は大変高く評価され、2011年には第5回キッズデザイン賞を受賞。

魅力的な温泉地でのキャッチボール


今回の「ゆけむりキャッチボール」は、湯河原温泉が持つ文化的な背景を生かしつつ、子どもたちにスポーツの楽しさを伝える機会です。09年からスタートしたこのイベントは、温泉協会や地方自治体と連携し、地域の魅力を最大限に生用しています。参加選手には現役のプロ野球選手が多く、キャッチボールの楽しさを親子で体験できるアクティビティを展開。

プロの技術を学ぶチャンス


約300名の参加者は、現役選手からキャッチボールの指導を受けることができました。技術指導では、足の使い方や目線の重要性を学びながら、親子で楽しむ時間が繰り広げられました。質疑応答では、女の子も速いボールを投げられるようになれるかという熱心な質問が飛び交い、参加者同士の和やかな交流もありました。

子ども目線の安全な社会を


選手たちは、キャッチボールを通じて子どもの安全に目を向け、親としての役割も考えました。横浜DeNAベイスターズの北選手は、自身の子どもたちのために製品の安全性や工夫を重視する姿勢を示しました。「ただ守るだけでなく、さまざまな経験をさせることが大切」との意見もあり、大人の対応の重要性が論じられました。

観光の視点から見たキッズデザイン


イベントには、湯河原町長も参加し、観光とキッズデザインの関連について意欲を示しました。湯河原での観光地としての魅力を高めるために、子どもが安全に遊び、楽しめる環境整備の必要性を訴え、「日本初のキッズデザイン湯の街」を目指すというビジョンも表明しました。

キッズデザイン製品はカラフルで、子どもたちの興味を引きやすいと参加者からのコメントもあり、今後もこうした取り組みが広がることが期待されます。

最後に、日本プロ野球選手会は「700人のキッズデザイン宣言」を近日発表予定です。これからの未来を担う子どもたちをどう育成していくか、一丸となって取り組む姿勢が伝わってきます。詳しくは、日本プロ野球選手会の公式ホームページをご覧ください。

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