福祉とアートが交差する体験型イベント「TURN LANDミーティング＋」

福祉施設とアートの新たな融合イベント「TURN LANDミーティング＋」

大変注目されている「TURN LANDミーティング＋（プラス）」が、2025年9月28日(日)に開催されることとなりました。主催は東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、そして一般社団法人谷中のおかって。イベントは、福祉施設の魅力やアートプログラムの可能性についての体験型トークイベントです。

アートプログラムを手掛ける著名なゲスト

当日は、「りばぁさいど原宿」をプロデュースした綿祐二氏がゲストとして登壇します。綿氏は日本福祉大学の教授であり、社会福祉法人睦月会の理事長として活動されています。彼が設計した施設を会場として利用し、参加者は実際にアートプログラムを体験できる貴重な機会となります。

このイベントの狙いは、福祉職員とアーティストの共創がもたらす意義について参加者と一緒に考えることです。意見交換の場も設けられ、参加者がそれぞれの視点から意見を述べることで、福祉とアートの融合についての理解を深めることが期待されます。

没入するアート体験

イベント会場となる「りばぁさいど原宿」は、重症心身障がい児者のために設計された最新の福祉施設で、革新的な環境を提供します。ここでは、アーティストが作品を披露するだけでなく、福祉職員や利用者との関係を深めながらアートプログラムを開発します。更に、アーティストが不在でもアート活動が続けられるようなプログラム作りにも注力しており、長期的な視点での支援を目指しています。

多彩なプログラム盛りだくさん

イベントは13時30分から16時30分まで行われ、開会挨拶や趣旨説明から始まります。その後、TURN LANDプログラムの紹介や、「りばぁさいど原宿」の事例について綿氏が詳しく説明します。また、施設見学や音楽のパフォーマンスも予定されており、参加者は多角的にアートと福祉を体感することができます。トークセッションではアーティストや福祉職員とのディスカッションがあり、参加者全員が活発な交流を行える場が設けられています。

参加方法

この貴重なイベントは予約制で、定員は100名となっており参加費は無料です。興味のある方は、こちらの申し込みフォームから申込むことができます。

TURN LANDプログラムの確固たる基盤

「TURN LANDプログラム」は2015年から始まり、福祉とアートの新しい交流の形を模索してきました。アーティストが現場での経験を積み、福祉職員や利用者と関わることで、持続可能なアートプログラムが生まれます。2022年からは共創プログラムへと進化し、19の多様な福祉施設が参加しています。地域の人々とともに未来のアートの形を考えていくこのプログラムは、福祉とコミュニティの架け橋となることでしょう。

ぜひ、アートが福祉にもたらす可能性を体験するために、参加してみてください。新しい発見と出会いが待っていることでしょう！