岡山シティミュージアムで開催される特別展「一度は見たい 国宝・名宝!?」
国宝や重要文化財が一堂に会する特別展「一度は見たい 国宝・名宝!?」が、2024年9月13日から10月20日まで岡山シティミュージアムで開催されます。この展覧会は、キヤノンと特定非営利活動法人京都文化協会との共同プロジェクト「綴プロジェクト」により制作された高精細複製品を展示し、一般公開される貴重な機会です。
展覧会の概要
本展覧会では、日本美術の巨匠たちによる作品の高精細複製品、計15点が展示されます。俵屋宗達、尾形光琳、葛飾北斎などの名作が、キヤノンのイメージング技術と京都の伝統工芸技術により忠実に再現されます。普段は見ることができない文化財を間近で体感できる貴重な機会となるでしょう。
さらに、ガラスケースなしでの展示や、プロジェクションマッピングによる映像体験も行われ、観覧者は作品の世界に深く没入できる工夫がされています。
特別イベントの開催
会期中は、日本美術の専門家によるギャラリートークや、金箔を模した箔を使ったハガキ制作のワークショップなど、多様なイベントも実施される予定です。具体的なプログラムは以下の通りです。
- - オープニングゲストトーク(9月14日):綴プロジェクトの詳しい説明が行われます。
- - ワークショップ(9月23日):子供向けの「松林図屏風」をテーマに体験企画。
- - 特別ゲストによるギャラリートーク(10月5日):スミソニアン国立アジア美術館の学芸員が登壇します。
- - 体験イベント(毎週日曜日):風神雷神のハガキ制作体験も行われます。
文化財保護の意義
この特別展は、文化財の鑑賞を通じて日本の美を広く知ってもらうことを目的としています。文化財はその特性上、公開される機会が限られており、特に海外に渡った作品にはなかなか触れることができません。「綴プロジェクト」では、こうした作品を高精細複製品として再現し、文化財への理解を深める活動を行っています。
展覧会の詳細
- - 開催会場:岡山シティミュージアム(岡山市北区駅元町15-1、JR岡山駅直結)
- - 会期:2024年9月13日(金)~10月20日(日)
- - 開館時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
- - 休館日:9月17日、24日、30日、10月7日、15日
- - 入場料:前売券800円、当日券1000円(高校生・大学生800円、中学生以下無料)
この特別展は、全国の国宝や名宝に直接触れる貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでみてください。今後も文化財を活用した新しい取り組みに期待が寄せられます。
公式ウェブサイト
展覧会及び綴プロジェクトの詳細については、以下の公式サイトをご確認ください。