カーボンニュートラルの道
2021-11-05 17:13:25
富士ウェーブ、産学官連携でカーボンニュートラルを実現へ!新しい交通網の展望とは
富士ウェーブ、カーボンニュートラル時代の新たな一歩
山梨県の富士ウェーブ株式会社が、国立大学法人豊橋技術科学大学と産学官連携協定を締結しました。これは、現代社会が抱える環境問題に対する一つの解決策を築くものです。この協定により、両者は主に「ワイヤレス給電技術」を活用し、地域社会における各種モビリティへの貢献を目指しています。
ワイヤレス給電技術の可能性
富士ウェーブのコア技術である「ワイヤレス給電」は、物理的に離れた場所に無線で電気を供給する仕組みです。この技術は特に自動車や電車といったモビリティにおいて、革新的な変化をもたらすと期待されています。具体的には、山梨県が目指す「ゼロカーボンシティ宣言」や「富士山登山鉄道構想」と連携し、環境への負荷を軽減する手段として、特に注目されています。
次世代交通網としてのワイヤレス給電
富士ウェーブが特にフォーカスしているのが「ワイヤレス走行中給電」です。この技術は、走行中の車両に無線で電力を供給することができ、結果としてバッテリーや燃料電池を必要としない新しい形の交通網を実現します。利便性、安全性、そして環境への配慮という観点から、この技術は次世代交通網の「決定版」と言えるでしょう。
さらに、将来的には、世界中の様々な地域でのスマートシティやモビリティの実現にも寄与することが期待されているため、特に環境負荷を抑えた未来の交通網が構築される可能性があります。
ワイヤレス給電技術の未来
富士ウェーブは、今後10年間でワイヤレス給電技術を活用した各種モビリティ分野での社会実装を推進していくことを明言しています。同社は、関連業界や行政と連携し、積極的な研究開発を続ける計画です。この分野の市場規模を2兆円規模まで拡大するという壮大な目標も掲げており、そのためには革新を続けていくことが求められます。
富士ウェーブの会社概要
富士ウェーブ株式会社は、代表取締役の溝内竜士氏が率いる企業で、主にワイヤレス給電技術を利用した製品の開発、製造、販売を行っています。企業所在地は山梨県富士吉田市で、地域社会への貢献を通じて、環境に優しい未来の実現を目指しています。
このように、富士ウェーブの取り組みは環境に配慮した未来の交通手段を提供するだけでなく、地域社会との連携を深め、持続可能な発展を目指すものです。その動向に今後も目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
富士ウェーブ株式会社
- 住所
- 山梨県富士吉田市上吉田4961-1
- 電話番号
-
03-5524-3600