再利用買い物かご
2024-12-12 13:25:51

海洋プラスチックごみを再利用した買い物かごの導入が進む

2024年度の新たな取り組み、海洋プラスチックの再利用



株式会社丸久が新たに海洋プラスチックごみを再利用した買い物かごの導入を行いました。この取り組みは、人々の生活にエコな選択肢をもたらすものであり、地域の海洋環境や持続可能な社会の実現に寄与するものです。

背景と目的


2021年からスタートしたこのプロジェクトは、山口県長門市大浦海岸などに漂着した海洋プラスチックごみを回収し、それを原材料として使用したアップサイクル買い物かごを作成するものです。県民、行政、企業が一体となり、SDGsの達成を目指した取り組みとして位置づけられています。

今年度の「ONE FOR OCEAN」プロジェクトの一環として、2024年度に新たに導入される店舗は、見慣れたスーパーマーケットの中でエコな選択を促す重要なステップです。具体的には、アルク柳井中央店、アルク光店、アルク平生店など、合計24カ所に導入される予定です。

導入セレモニー


2024年11月19日に行われた導入セレモニーには、株式会社丸久の田中康男社長をはじめ、多くの関係者が出席しました。式典では、田中社長が挨拶を行い事業の重要性を語りました。出席者には、企業の代表に加え、山口県庁の担当者や県立大学の学生など、地域に根差した多様な人々が集まり、プロジェクトの意義を共感するひとときとなりました。

また、海洋プラスチックごみの回収作業や、作成された買い物かごの使用促進に向けたボランティア活動の重要性についても言及されました。

具体的な取り組み


このプロジェクトでは、ひとつの海岸清掃活動から始まり、回収したごみを再利用した製品を作り出すという一連の流れがあります。今年度は、約450名のボランティアが参加し、1580kgの海洋プラスチックごみを回収しました。これは、可燃ごみが1420kg、不燃ごみ160kg、さらには青色ポリタンク37個など、多岐にわたります。これらの素材は、テラサイクル社によって細かく砕かれ、ペレットとして加工され、再び消費者の手に渡ります。

地域との連携


アップサイクル買い物かごは、山口県内の様々な店舗にて展開され、地元住民に向けたエシカル消費の推進を図っています。この取り組みを通じ、訪れた人々に海洋プラスチックごみ問題への関心を促し、環境保護に対する具体的な行動を促します。

「ONE FOR OCEAN」は、地域の海洋環境保護を訴えると同時に、住民全体が参加するSDGsの一環としての活動を続けています。今後もこのプロジェクトが広がり、多くの人々の生活に影響を与えることが期待されています。企業だけでなく、県民一人一人がこの活動に参加することで、持続可能な未来を築いていくことが可能です。

お問い合わせ


この素晴らしい取り組みについてさらに知りたい方は、株式会社丸久の公式ウェブサイトをぜひご覧ください。地域の未来を考えるヒントが見つかるかもしれません。


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会社情報

会社名
株式会社リテールパートナーズ
住所
山口県防府市江泊1936
電話番号
0835-20-2477

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