YEデジタル Kyushuとコベルコシステムが新たな協業を発表
株式会社YEデジタル Kyushu(以下、YEデジタル)は、製造業における受発注業務の効率化に向け、コベルコシステム株式会社(以下、コベルコシステム)との協業を開始しました。YEデジタルのクラウド型Web-EDIサービス「MONQX EDI」が、コベルコシステムの「PLUSFACTORY」ソリューションに組み込まれることで実現したこの提携は、多くの製造業者に新たな価値を提供することが期待されています。
背景にある製造業のニーズ
製造業は、近年ますます複雑化している市場環境に対応するための効率化が求められています。「PLUSFACTORY」は、ビジネスエンジニアリング株式会社が開発した純国産業務パッケージ「mcframe」を基盤として、製造業のための適材適所型ERP構築ソリューションを提供しています。YEデジタルが提供する「MONQX EDI」を新たに採用することで、受発注業務の効率化に向けた強力なサポート体制が整うこととなります。
「PLUSFACTORY EDI」の特徴
「PLUSFACTORY EDI」は、クラウドベースのWeb-EDIシステムであり、カスタマイズ性が非常に高いのが特徴です。このシステムを短期間かつ低コストで導入できるため、受発注業務のペーパーレス化を実現できます。また、mcframe 7標準の連携フォーマットへの対応により、迅速な立ち上げが可能です。さらに、購買業務及び販売業務の両方において利用できるテンプレートも用意されており、幅広いニーズに応えることができます。
丸屋社長のコメント
YEデジタルの代表取締役社長、丸屋諭氏は、今回の協業に対して次のように述べました。「『PLUSFACTORY』のソリューションメニューに『MONQX EDI』が採用されたことを大変嬉しく思います。弊社は、ERPシステムのコンサルティングや新規導入・運用保守を中心にサービス展開してまいりました。今後もコベルコシステム様との強固なパートナーシップを通じて、お客様のDX推進を総合的に支援してまいります。」
瀬川社長の期待の声
一方、コベルコシステムの代表取締役社長、瀬川文宏氏も今回の協業について肯定的なコメントをしています。「YEデジタル様の『MONQX EDI』を当社の『PLUSFACTORY』のEDIソリューションとして採用することで、お客様により高品質で柔軟なサービスを提供できると確信しています。」「ものづくりと品質へのこだわり」を持つパートナーとの連携を通じ、製造業の未来を明るいものにしていきたいと考えています。
YEデジタル Kyushuの展望
YEデジタル Kyushuは1983年に創業以来、製造業を中心としたお客様のDXと運用を支援し、日本のものづくりを元気にすることを目指してきました。「MONQX」シリーズを通じた業務システムの提案や運用サポートを提供し、お客様の生産性の向上に貢献しています。今後も、サービスの質を高めながら持続可能な製造業の実現に向けた取り組みを行っていきます。
コベルコシステム株式会社について
コベルコシステムは、神戸製鋼所から受け継いだ「ものづくりや品質へのこだわり」と、日本IBMのITノウハウを融合させ、構想から運用保守まで一貫したサービスを提供しています。「すべての人を大切に、一歩先行く技術とつくりあげる力で、一人ひとりの挑戦と成長を支え、実りある明日を築く」というパーパスのもと、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。
まとめ
YEデジタル Kyushuとコベルコシステムの協業は、製造業に新たな風を吹き込み、効率化の推進に寄与することが期待されます。今後の展開に注目しつつ、製造業界全体が成長していくことを願っています。