学問を身にまとう新ファッションブランド「GEENER」とは？

学問がもたらす新しいファッションスタイル

茨城県つくば市から誕生した新感覚のファッションブランド「GEENER（ジーナー）」は、学問をテーマにしたアパレルを展開しています。このブランド名は「geek」と「nerd」を組み合わせた造語であり、まさに自身の信じた学問を追求し、大切にしてほしいという強いメッセージが込められています。

学者の街つくばで芽生えた想い

「学者の街」として知られるつくば市。ここは筑波大学や様々な研究機関、宇宙センターがあるため、学者の子どもたちが多く育つ土地です。そのような環境で育ったGEENERの創設者は、自身の父親も学者で幼少期から学問が身近であると同時に、それがファッションからは遠い存在であると感じていました。その経験から、スポーツチームやアイドルのグッズのように、自分の好きな学問を人々が気軽に持ち歩けるファッションを作りたいと考えました。

学問をテーマにしたユニークなデザイン

GEENERが提案するファッションは、「日常の中にある学問」をテーマにしたグラフィックデザインが特徴です。商品第一弾のテーマは「科学」であり、デザインに込められたストーリーは非常にユニークです。

1. Bottle caps Tシャツ：このTシャツは、実験用酵素を保管するためのケースの並びをイメージしており、シンプルながらも思わず手に取りたくなるような魅力があります。
2. Photo combination Tシャツ：こちらは、創設者の父親が訪れた場所での風景を基にしており、SCIENCEの文字と組み合わさったアートワークは、視覚的にもインパクトがあります。

もっとかっこよく学問を追求しよう

GEENERを立ち上げる際、創設者は「学問を究める人はもっとおしゃれでかっこよくなれる」ことを信じていました。周囲に学問の道に進む友人や同級生がいたものの、ファッションに無頓着な姿をなんとかしたいと感じていました。このブランドは、学者や研究職の人々、さらにはかつて学びを経験した人たちにも、気軽に楽しんでもらえるアイテムを提供します。

「学問」にまつわるデザインの可能性

GEENERを運営する株式会社セントミミミでは、ファッションだけでなく学問に関連したデザイン全般を手がける計画があります。学術書や論文の一般的なデザインは幾何学模様などが多く、あまり目を引くものが少ないため、興味を喚起できるようなデザインにすることで多くの人に学問を届ける手助けをする意図があります。

GEENERの商品情報と販売について

GEENERの製品は、公式オンラインストアで購入可能です。発売日が2019年5月16日となっており、Tシャツは3,800円から、トートバッグは3,200円から販売されています。さらに、GEENERはSNSでも活動を展開しており、日常生活の中で学問を感じるアイデアを発信中です。

公式サイトでは、各種商品をチェックすることができます。また、Instagramでは最新情報を随時更新しており、興味のある方はぜひフォローしてみてください。