モノタロウと石川県による災害時物資供給協定
株式会社モノタロウが2024年10月1日に石川県と「災害時における生活必需物資の供給に関する協定」を締結しました。この取組は、災害が発生した際に、被災地に必要な物資を迅速に提供することを目的としています。この協定は、過去の災害時における供給実績を元に構築されました。
協定を結んだ背景
モノタロウは、令和6年に発生した能登半島地震の際、震災直後から経済産業省からの物資供給要請に応じて活動を開始しました。具体的には、現場からの要望に基づき、必要な物資の調達や発送を行い、ホットラインを設けることで、物流面やカスタマーサポートも充実させました。この際、供給された物資には、ゴム手袋や軍手、ポリ袋といった防災に必要な保護具や、清掃・衛生用品が含まれていました。
災害発生後、被災地における物資ニーズは常に変化します。避難所生活や復興活動が進む中で、特に衛生的環境の確保が重要です。これに応じて、モノタロウは業務用間接資材としてあらゆる支援物資を取り扱っており、様々なニーズに柔軟に対応しています。
協定の具体的な内容
本協定は、石川県における地震や風水害などの災害時、地域防災計画に基づき、迅速に必要な物資を被災地に供給するための重要な仕組みを整えています。モノタロウは、平時からも石川県と協力関係を築き、情報交換を通じて災害時においてスムーズな対応ができるように備えていきます。
対象となる生活必需物資の一例
- - 衣類: 毛布、肌着、靴下
- - 日用品: 割り箸、紙コップ、懐中電灯や乾電池など
- - その他: 必要に応じて両者で協議し決定する商品
モノタロウは、自社の広範な商品在庫と物流ネットワークを駆使し、間接資材調達プラットフォームの役割を果たしています。これにより、必要とされる方々への迅速な物資供給を継続し、被災地の復興支援に貢献することを目指します。
モノタロウについて
株式会社モノタロウは、大阪市北区に本社を置く企業で、工業用資材から事務用品まで、約2,299万点の間接資材を取り扱っています。特に製造業や建設関連、医療介護の領域で広く支持されています。間接資材とは、直接製品になる原材料や部品を除く全ての資材を指し、その範囲は広範囲にわたります。モノタロウは、その豊富な商品ラインアップと供給能力を駆使し、今後も社会に貢献していくことでしょう。