六甲山スノーパークでは、毎年恒例の雪づくりがスタートします。今年は10月21日(月)から、ウィンターレジャーシーズンの準備を本格的に行います。このスノーパークは、初心者から経験者、そしてファミリーや学校団体、さらには海外からのお客様まで、様々な人々が楽しめる「雪のテーマパーク」として人気を集めています。
2024-2025シーズンに向けた雪づくりは、昨年に引き続き「アイスクラッシャーシステム」を使用した造雪作業が行われます。このシステムを用いることで、豊富な量の雪を効率よく作ることが可能です。オープン日は2024年11月30日(土)で、期間中は2025年3月9日(日)までの計100日間、冬のアクティビティを存分に楽しむことができるのです。
今回の造雪作業では、製氷機を使って空気圧による雪づくりを行い、毎日1~2山、合計約240トンの雪を生産します。オープンまでに約50山の雪山を創成し、前日には雪上車で平らに整地してゲレンデを整えます。メインゲレンデの造雪は、プレート式のICS(アイスクラッシャーシステム)によって行われ、非常に効率的に雪を供給します。
造雪は、10月21日から始まり、シーズンオープン後も続けられます。冬のアクティビティを支えるために、合計約9600トンの雪を生成する予定で、これはおよそ240トンを40日間にわたって生産する計算です。なお、造雪作業は天候に左右されるため、変更や中止があることがありますのでご注意ください。
製氷のプロセスには、240枚の冷却プレートが活用され、氷の板を作成した後、特別な装置でそれを砕き、最終的に雪を生成します。この一連の作業により、気候や温度に応じた適切な雪を供給できるのが大きな特徴です。興味のある方は、10月21日に行われるICS内部の見学もおすすめです。
六甲山スノーパークは、冬の訪れを心待ちにする多くの方々にとって、欠かせないレジャースポットとなっています。未経験者もベテランも、家族連れや友人同士での訪問にぴったりな場所です。スノーマシンが稼働する様子や新しい設備を実際に見に行くことができるこの機会をお見逃しなく。
詳細情報や最新のお知らせは、六甲山ポータルサイトをチェックしてください。今シーズンも多くのご来場をお待ちしております。