三菱化工機、固液分離機3製品を新たに発表
三菱化工機株式会社は、医薬品や電子材料の生産プロセスに対応した新しいベンチスケールの固液分離機を発表しました。新たに加わったモデルには、連続回転ろ過機「MiD-CURUPO™」、回転式セラミック膜ろ過機「DyF-ap™」、およびGMP対応の横型ピーラー遠心分離機「HZ250PhⅡ」の3製品が含まれます。
これらの製品は、2026年に幕張メッセで開催される「第28回インターフェックスジャパン - 医薬品 化粧品製造展 -」で実機や模型が展示される予定です。
新製品の詳細
1. MiD-CURUPO™
連続回転ろ過機「MiD-CURUPO™」は、従来の「mini-CURUPO」を基にし、原薬や電子材料向けに設計されています。新しいトップチャージ方式により、スラリーは上部から供給され、ろ過室を180度回転させることでスラリーから排出されます。この装置は小型でありながら、密閉性が高く、連続的な自動処理が可能です。
- 洗浄機能が強化され、内部構造の視認性が向上
- 液残りが少ないが特徴
- 異物混入を防ぐ設計
- ろ過方式: 連続式、真空ろ過
- ろ過面積: 60cm²
- 接液材質: SUS316L、フッ素樹脂
2. DyF-ap™
精密ろ過およびナノろ過に対応するこの回転式セラミック膜ろ過機は、原薬や電子材料向けに洗浄性を改善したモデルです。微細粒子を含むスラリーの管理に優れ、密閉下での運用が可能です。
- 微細な粒子に対するフィルタリング
- 機内残留物を最小化
- 高い異物混入防止性能
- ろ過面積: 0.034m²
- 重量: 65kg
- 接液材質: SUS316L
3. HZ250PhⅡ
新しくラインアップされたGMP対応の横型ピーラー遠心分離機「HZ250PhⅡ」は、医薬品やファインケミカル、食品向けに設計されています。シリーズの中でもコンパクトなモデルでありながら、信頼性の高い操作性を誇ります。
- 小型モデルながら大規模運用が可能
- GMP対応の安全基準を満たす設計
今後の展望
三菱化工機は、これらの固液分離機を通じて、顧客のニーズに柔軟に対応し、新たな用途を開拓する意向を示しています。また、今回の取り組みを通じ、SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献していく方針です。特に「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」「産業と技術革新の基盤をつくる」という目標に沿った製品開発を進めていくとしています。
この新たな取り組みは、医薬品製造の効率性や品質向上に寄与するだけでなく、持続可能な社会の実現にも貢献することが期待されています。
いずれも、三菱化工機が築き上げてきた技術力が反映された製品群であり、今後の展開に大いに注目が集まります。