戸田建設がデータドリブン経営を実現するための基盤構築を支援したprimeNumber
株式会社primeNumber(本社:東京都品川区、CEO:田邊 雄樹)が戸田建設株式会社(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)のデータドリブン経営を支援した取り組みが注目されています。戸田建設は、複数の業務システムに分散しているデータの統合と効率的な管理を目指し、primeNumberとの協力で全社データマネジメント基盤を構築しました。
背景と課題
日本の都市インフラを広範囲に手掛ける戸田建設は、業務ごとに異なるシステムが稼働しており、データのサイロ化が問題となっていました。特に、営業データと施工データが統合されていないため、迅速な意思決定が難しい状況が続いていました。また、手作業でデータを加工・集計するという非効率な業務が常態化する中で、月次報告資料作成のために二重管理が課題となっていました。
これらの課題を解決するために、戸田建設は将来的には自社内の体制を中心にデータを利活用できる環境を整備する方針を明確にしました。ついに、primeNumberのプロフェッショナルサービスを活用し、データマネジメント基盤の構築に着手することとなりました。
基盤構築のプロセス
primeNumberは、Snowflakeをコアとし、クラウドETL「TROCCO」やAIデータプラットフォーム「COMETA」を用い、データマネジメント基盤の構築を進めました。これにより、社内の散在するデータを一元化し、分析環境を整備。特に「TROCCO」は、建築、土木、営業、人事などの様々なデータを統合し、共通のプラットフォームで分析が可能になりました。
また、Tableauを利用したダッシュボードの導入により、手作業での集計から脱却。データマネジメント基盤から自動的に更新されるダッシュボードを通じて、経営陣が自らデータを確認し、意思決定を行う体制が確立されました。会議もデータに基づく運用に移行し、データドリブンな文化が社内に定着しつつあります。
自律的なデータ活用の環境を整備
様々なデータの所在を直感的に把握できるよう「COMETA」によるデータカタログが整備されました。これにより、ユーザーが自律的にデータを扱える環境が構築され、データマネジメントに関する運用ガイドラインも整備されました。
研修も全国規模で実施され、primeNumberと共同で本社企画部門及び支店向けに実習形式での研修が行われました。この研修では実際の業務データを使用し、最終的には60~70名がオンラインで参加する大規模なものとなりました。
組織体制の確立
さらに、ICT統轄部内に「データマネジメント課」が新設され、全社的なデータ利活用を継続的に支援する体制も整いました。この新たな組織基盤により、戸田建設は将来的なデータ活用の促進を進めていくことができるようになりました。
実際の導入事例については、以下のリンクで詳しく紹介されています。
結論
primeNumberによる戸田建設のデータマネジメント基盤構築は、単なるシステムの導入に留まらず、データドリブンな意思決定文化の醸成と自律的なデータ運用を実現しました。これは他の企業にも大いに参考となる成功事例となるでしょう。