『電気機関車EX』Vol.35のご紹介
イカロス出版から2025年4月22日に発売される「電気機関車EX」Vol.35は、EF65PF型の最後の1年間に焦点を当て、愛好者にとって貴重な資料となること間違いなしです。
新鶴見機関区EF65PF型の運用
本号では、新鶴見機関区で活躍したEF65PF型の19両の動向を詳細に記録しています。特に、2024年から2025年にかけての運用状況を著者独自の取材に基づき、文章と表形式でわかりやすく再現。北は黒磯から西は幡生、下関に至るまでの大動脈を貨物列車が駆け抜けた姿を振り返りながら、これまでの歴史や運行データを分析しています。
尾久の電気機関車の歴史
また、「ありがとう 尾久の電気機関車」という特集では、都内の尾久車両センターでの出来事も振り返ります。3年前に設立された同センターは、かつての田端運転所から譲渡された11両の機関車たちが歴史を刻んできましたが、残念ながらその多くが廃車となってしまいました。EF58 61は展示用に保存され、EF65PF型はその数を着実に減らしています。ここでも記録された数年間の動向を分析し、機関車ファンにはたまらない内容となっています。
高崎第二機関区のインタビュー
さらに、特集として「インタビュー国鉄の流儀 高崎第二機関区」も収録。ここでは、国鉄末期に直流機を巧みに操ったOB運転士との対談を通じて、当時の運転現場のドラマを鮮やかに再現。高崎線や信越本線などでの運行に携わった彼らの経験が生き生きと語られています。
本書のおすすめ対象
本書は、国鉄型車両や機関車ファン、さらには電気機関車のメカニズムに興味がある方に特におすすめです。資料としても有用な一冊となっていますので、是非手にとってみてはいかがでしょうか。
書誌情報と販売情報
「電気機関車EX」Vol.35は、A4変形判で164ページ、定価は2750円(本体2500円+税10%)。ISBNは978-4-8022-1584-8です。イカロス出版の書籍情報ページでは、さらに詳しい情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。
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まとめ
「電気機関車EX」Vol.35は、最後のEF65PF型の運用を記録した一冊であり、機関車ファンにとって見逃せない内容が盛りだくさんです。ぜひこの機会に手に入れ、電気機関車の世界に浸ってみてください。