ギークスが発表したITフリーランスのAI活用調査
ギークス株式会社は、ITフリーランスを対象とした「AI活用に関する実態調査」の結果を公開しました。この調査は、ITフリーランスがAIを業務でどのように利用しているのか、またその影響についての視点を提供しています。
調査の背景
ギークスは、20年以上にわたりITフリーランスを支援してきた実績があります。「働き方の新しい『当たり前』をつくる」というミッションのもと、多くのフリーランスと接してきた中でAIに対する関心やその影響についての声が多数寄せられていました。これらの声を受けて、より具体的なデータを基にした調査を実施することが決定されました。
調査の概要
調査は2025年7月1日から7月14日までの期間、ギークスに登録しているITフリーランス184名を対象に実施されました。インターネットを使用した非公開のアンケート形式で、24の質問が用意され、その内容は以下の5つのテーマに分かれています。
1. AI活用状況
2. 案件におけるAI活用
3. キャリアにおけるAIの重要性
4. AIが働き方に与える影響
5. AIとの未来
調査結果の概観
調査からは、ITフリーランスの約90%が日常的または時々AIを業務に活用していることがわかりました。特に、「技術的な調査・情報収集」と「ソースコード生成・提案」においての活用が目立ち、約80%がこれに生産性の向上を実感していると回答しています。これにより、AIを活用することが業務において重要な要素となっていることが明らかになりました。
また、案件選びにおいても、企業のAI活用の有無や使用ツールの選択が重要視されており、7割のITフリーランスが気にすると回答しています。
AIによる変革の兆し
AIの普及に伴い、ITフリーランスが今後影響を受ける業務については「単純なコーディング作業」や「ドキュメント作成」「単体テストコード作成」といった定型業務が挙げられています。これらの作業は、今後AIにより効率化されることが予想されています。
一方で、AIの進化に伴い必要とされるスキルも変化を遂げています。約3分の2のフリーランスが、今後は「生成されたコードの品質を判断・修正する能力」や「AIを利用する能力」が重要になると考えています。
エンジニアフェーズの重要性
調査におけるフリーランスの意見には、「今後はコミュニケーション能力やドキュメント作成スキルも技術スキルと同様に評価される」との意見がありました。AIの利活用が進むと同時に、それを適切に使いこなすための人的スキルも求められてくるという見方が強まっています。
調査結果から見えてくるのは、ITフリーランスがAIを「自身の可能性を拡張するパートナー」として捉えていることです。AIが定型業務の代替を進める中で、品質管理やセキュリティ、プロジェクト適合性を最終的に判断する責任はエンジニア自身に委ねられています。
今後の展望
ギークスは、AIが日常的に利用される時代においても、フリーランスがその価値を発揮できるようサポートを続けていく計画です。優秀なIT人材が集まる「GEECHS JOB」に登録するフリーランスへの支援を強化し、セミナーや情報提供等を通じて、AI時代にふさわしいエンジニアを育成していく方針です。これにより、フリーランスの市場価値向上を図ることが期待されています。
最後に、ギークスは「働き方の新しい『当たり前』をつくる」というビジョンのもと、AI活用が当たり前になる未来を一緒に築いていくことを目指しています。詳しい調査結果は
こちらからご覧いただけます。