天文ファン必見!『天文年鑑 2026年版』の魅力
2026年の天文現象を詳細に予測し、解説した『天文年鑑 2026年版』が、天文ファンの必需品として刊行されます。創刊78年を迎えるこの年鑑は、全国8都市における日の出や月の出入りの時刻だけでなく、毎月の星空や日食・月食などの貴重なデータをまとめています。特に、2024年の秋から2025年の秋に観測された現象の結果も収録されており、次の天文現象へと期待が高まります。
巻頭口絵に見る美しい天文現象
本書の巻頭口絵では、2025年9月8日に観測された皆既月食や、8月20日に現れた巨大プロミネンスの素晴らしい画像が登場。これらの貴重な視覚資料は、天文観測の魅力を存分に感じさせてくれます。
注目すべき2026年の天文現象
この年鑑で特に注目したい現象は、1月4日に極大を迎えるしぶんぎ座流星群です。年の初めに澄み切った空の下で流れ星を楽しむことができます。また、同じく3月3日には皆既月食が予定されており、約1時間23分にわたって日本全国で観察することができます。ぜひこの瞬間を逃さずに見守りたいものです。
さらに、8月13日にはペルセウス座流星群の極大があり、その日にアイスランドやスペインでは皆既日食が観測される予定です。天文現象の多様性を感じさせる一年となるでしょう。
2026年の天文現象一覧
以下に、2026年に注目の天文現象をまとめました。
- - 1月4日:しぶんぎ座流星群が極大
- - 1月7日:レグルス食
- - 3月2日:レグルス食
- - 3月3日:皆既月食
- - 6月20日:プレセペ星団に金星が侵入
- - 8月13日:皆既日食(アイスランド, スペイン)
- - 8月13日:ペルセウス座流星群が極大
- - 10月11日:プレセペ星団に火星が侵入
- - 11月2日:プレセペ星団食
- - 11月24日:プレヤデス星団食
- - 12月14日:ふたご座流星群が極大
これらの現象は、天文ファンにとって見逃せないイベントとなります。
執筆陣紹介
本書は、国立天文台をはじめとする研究機関や、アマチュア天文家、プロの観測者、研究者によって執筆されています。名前を挙げると、安達誠さん、遠藤勇夫さん、岡野邦彦さんなど、さまざまな分野の専門家が参加しています。彼らの知識と経験を通じて、読者は天文現象についての深い理解を得ることができるでしょう。
書籍情報
- - 書名:天文年鑑 2026年版
- - 編者:天文年鑑編集委員会
- - 仕様:B6判、376ページ
- - 定価:1,650円(税込)
- - 発売日:2025年12月10日(水)
- - ISBN:978-4-416-52529-6
天文現象に興味がある方は、ぜひ『天文年鑑 2026年版』を手に入れ、星空や天体観測を楽しんでみてください。