IFSとWAP業務提携
2024-07-10 15:53:55

IFSとワークスアプリケーションズが戦略的業務提携を発表 - 2層ERP/コンポーザブルERPの可能性拡大へ

IFSとワークスアプリケーションズ、2層ERP/コンポーザブルERPの可能性を広げる戦略的業務提携を発表



クラウドおよび産業用AIソフトウェアのリーディングカンパニーであるIFSは、株式会社ワークスアプリケーションズ(以下、WAP)との戦略的業務提携契約を締結したことを発表しました。

本提携は、日本の企業向け市場において、基幹システムの課題を抱える顧客に対して、新たな選択肢を提供することを目的としています。IFSの高度な機能とWAPの業務機能を組み合わせることで、日本の商慣習に最適化されたERPソリューションを実現し、顧客の業務効率改善と投資効果の最大化を支援します。

2層ERP/コンポーザブルERPの可能性



近年、企業の基幹システムにおいて、従来の単一パッケージ型から、複数のシステムを組み合わせる「2層ERP」や「コンポーザブルERP」への移行が進んでいます。IFSとWAPは、このトレンドに対応し、顧客のニーズに合わせた柔軟なシステム構成を可能にすることで、標準機能の活用による「完全標準化」と、個別開発の削減による「脱アドオン」を実現します。

両社の強みを活かした戦略的業務提携



IFSは、27年の日本市場における実績と、6,000社以上のグローバル導入実績を持ち、特に生産管理分野において高い評価を得ています。一方、WAPの大手企業向けERP「HUE」は、6,700以上の標準機能と高い業務要件適合率(Fit率97%以上)を誇り、国内大手企業向け市場で確固たる地位を築いています。

今回の提携では、両社の強みを活かし、導入国・地域の文化やニーズに最適化されたベストプラクティスを提供することで、海外製ERPの課題を抱える顧客に対して、日本市場の要求に対応したERPソリューションを提供します。さらに、グローバル展開も視野に入れた2層ERPの構築を推進することで、顧客のビジネス拡大を支援していきます。

ワークスアプリケーション調べ: 直近1年間のRFPへの標準機能での対応率

IFSとWAP、今後の展望



IFSとWAPは、今回の業務提携を通じて、顧客のビジネス課題解決とDX推進に貢献していくことを目指しています。両社の技術力とノウハウを融合することで、2層ERP/コンポーザブルERPの可能性をさらに広げ、顧客にとってより革新的で価値あるソリューションを提供していきます。


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