藍乃和シリーズの魅力に迫る
インクルーシブカルチャーブランド「irotoa」が新たに発表した「藍乃和(あいのわ)シリーズ」は、日本の伝統的な藍染を現代風にアレンジした製品ラインナップです。このシリーズには、タオル、ハンカチ、てぬぐいの3つのアイテムが含まれており、それぞれに特別な物語やメッセージが込められています。
伝統と現代の融合
藍染とは、青色の染料が藍という植物から得られる美容技法であり、その魅力は色の深さや独特の風合いにあります。irotoaの「藍乃和シリーズ」では、この藍染の美しさを存分に活かしつつ、日常使いしやすい品質を実現。
最近のライフスタイルで求められるのが、個性を反映したアイテムです。藍乃和は「個性の色」と「命の音」というテーマのもと、私たちの生活に溶け込むデザインを採用しています。
藍に込められた8つの物語
このシリーズは、藍の持つ8つの物語が象徴的にデザインされています。それぞれの物語は、藍染の特性と人間性を結びつけ、人それぞれの個性や価値観を反映しています。以下に、その物語を簡単にご紹介します。
1.
藍四十八色の多様性
藍の色は一色に限りません。例えば、「藍白(あいじろ)」の淡い青や、「留紺(とめこん)」の深紺など、江戸時代には48種類に分類されたと言われています。この多様性が、個々の違いを大切にするメッセージを伝えています。
2.
発酵が生む命の音
藍染の過程で、微生物が織り成す様子はまるで生命の鼓動のようです。この音は聞こえないものの、職人たちが生み出す色とそのプロセスは、命の音を感じさせます。
3.
一点物の色ムラ=個性の色
藍染では、一つ一つの布に独特の模様が楽しめます。色のムラや滲みは、まさにその布だけのストーリーを語っています。
4.
勝ち色の力強さ
濃い藍色は江戸時代の武士たちが好んだ色で、その力強さが勝利を導くと信じられていました。この色は、困難に立ち向かう決意を象徴しています。
5.
護りの色
藍には防虫や抗菌の作用があり、日常生活において人々を守る布として使われてきました。藍乃和シリーズはこの護りの力を現代社会に復活させます。
6.
制約の中の創造性
政治的制約がある時代でも、藍の多様な表現で人々の個性を楽しむ智慧が発見されました。制約によって創造力はむしろ高まります。
7.
自然と共生する循環
藍染は自然と共にあり、そのプロセスは循環型のもの。使うことで環境にも優しく、持続可能な製品作りを志向しています。
8.
色が開く瞬間
藍染の布が空気に触れて青に変わる瞬間は、まさに隠れていた個性が目覚める瞬間です。この魔法のような変化は、irotoaが届けたい希望のメッセージでもあります。
製品概要と販売情報
「藍乃和シリーズ」は、タオル、ハンカチ、てぬぐいから成り立ち、すべてが天然藍染による一点物です。また、製品は環境にも優しい循環型製法で作られています。販売は原宿ストアとオンラインショップにて9月1日から開始されます。予約は同日より可能ですので、興味のある方はぜひチェックしてください。
お問い合わせ情報
購入を希望する方は、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。
- - 店舗名: irotoa(いろとあ)コラボレーションストア
- - 住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目21-16
- - 電話番号: 045-309-7611(平日 9:00-18:00)
この「藍乃和シリーズ」は、ただ日常に役立つアイテムであるだけでなく、すべての人に秘められた個性を引き出すための手助けをしてくれる存在になるでしょう。