つやま自然のふしぎ館 クラウドファンディングプロジェクト
岡山県津山市に位置する「つやま自然のふしぎ館」は、自然史に関する貴重な資料を体験できる場所として、60年以上の歴史を持つ博物館です。館内には、約800体の剥製が揃っており、来館者が自然の不思議を学ぶ貴重なスポットです。しかし、長年の使用によりその資料は傷んできており、特に剥製の保存状態が悪化しています。このため、館は新たな取り組みとして、クラウドファンディングを通じて資金を集めることとなりました。
プロジェクトの目的
つやま自然のふしぎ館の代表である村松桂氏は、「全剥製を写真集にして唯一無二の場所を残したい」という思いを胸に、このプロジェクトを開始しました。目標は500万円で、2024年の9月28日から11月24日までの57日間、支援を募ります。このクラウドファンディングは、剥製の保存修復と、彼らをポートレート写真として記録するための写真集の制作費に充てられます。
何が特別なのか
つやま自然のふしぎ館は、私設の博物館であり、運営資金はほぼ入館料のみで成り立っています。そのため、入館者数が少ないと、資料の保存にまで資金をかけることが難しくなります。村松氏は、剥製を写真集として記録することにより、彼らの”人生”や背後にあるストーリーを伝え、これを広めることでより多くの人々がこの博物館を知り、訪れてくれることを期待しています。
写真集には今年展示されている全801体の剥製が収録されます。目標金額以上の支援を受けた場合には、その全額が館に寄付され、剥製の保存・修復に使われる予定です。この博物館の存在意義は非常に独特で、本プロジェクトを通じてその重要さを新たに認識する機会となるでしょう。
資金集めの詳細
プロジェクトのタイトルは「つやま自然のふしぎ館|全剥製を写真集にして唯一無二の場所を残したい」です。資金の使い道には、写真集制作費や剥製の保存・修復費が含まれます。支援者にはさまざまなリターンが用意されており、金額は3,000円から1,000,000円まで計24コースが設定されています。リターン内容には、写真集に加え、剥製のオリジナルプリントやTシャツ、オリジナルラベルのビールまで、バラエティ豊かな特典が揃っています。
写真家のメッセージ
村松桂氏は、津山やふしぎ館に何度も足を運び、その魅力と重要性を実感しています。「私は東京出身ですが、津山は第二の故郷です。ふしぎ館の魅力を広め、未来に伝えるために、皆さんの協力をお待ちしております」と呼びかけています。
ぜひ、この独自の博物館が持つ価値と魅力を多くの人に知っていただくため、温かいご支援をしてみませんか。
プロジェクトの詳細については、
こちらのURLからご確認いただけます。