物件会議の成長
2019-02-13 13:53:47
不動産情報交換プラットフォーム「物件会議」の成長と未来展望
不動産業界に新風を巻き起こす「物件会議」の魅力
不動産業界は、しばしば情報が秘匿されていることが問題視されます。特に、優良な取引情報は、限られたつながりの中でしか流通しないことが多く、買い手も売り手も最適な選択をするのが困難になっていました。そんな中、2018年に設立された「物件会議」が新たな解決策となっています。このプラットフォームは、チャット形式の会員制BtoB不動産情報交換サービスで、すでに愛知県、大阪府、東京都で展開されています。
「物件会議」とは?
物件会議は、不動産仲介業者、建築会社、ディベロッパー、ハウジングメーカー、さらには士業まで、幅広い業界の専門家が参加することで、クローズドなコミュニケーションを実現することを目的としています。登録社数は現在約2,000件に達し、月間約500件の新規登録が行われています。
このプラットフォームを使用することで、業者は自らのニーズを投稿し、情報を持つ企業からの情報提供を受けられるため、従来の方法では得られなかった有益な情報にアクセスすることができます。結果として、より良い取引での成約に繋がる事例も増加しています。
情報交換プラットフォームの利点
物件会議は、不動産業界における情報収集の困難さを解消するため、情報の即時交換を可能にしています。これにより、買い手と売り手は時間をかけずに必要な情報にアクセスでき、効率的な取引が実現します。
また、従来の人的リソースによる情報収集から、プラットフォームを通じた情報管理に移行することで、人手不足の問題にもアプローチしています。このシステムは、業界全体の生産性向上に貢献することが期待されています。
今後の成長戦略
物件会議は、今後もさらなる拡大を目指しています。2019年には登録社数を15,000件に引き上げ、新たなエリアへの展開を図る計画です。このことにより、エリアを超えた広域の情報交換が可能となり、より幅広いサービスを提供できるようになります。
さらに、近日中にモバイル版のリリースを予定しており、より迅速な情報流通を実現します。また、AIを活用して売り手企業への買い手企業のレコメンド機能も追加予定。これらの機能が実装されれば、物件会議の利便性はさらに向上します。
そして、未来へ
物件会議は、単なる情報交換の場を提供するだけでなく、業界内の流通を活性化させることで業界全体の発展にも寄与することを目指しています。今後の展開に注目が集まる中、このプラットフォームがどのように成長していくのか、期待が高まります。
物件会議株式会社は名古屋市に本社を置き、設立から急成長を続けています。まだまだ動き出したばかりですが、彼らの取り組みは、必ずや不動産業界に新しい風をもたらすことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
物件会議株式会社
- 住所
- 愛知県名古屋市中区富士見町3-29太田垣ビル
- 電話番号
-
052-322-1223