Cloudflare東京本社
2020-07-20 11:50:06
Cloudflareが東京本社を開設し日本市場への進出を強化
Cloudflareが東京本社を開設
インターネットのセキュリティやパフォーマンスを提供するCloudflare(クラウドフレア)が、この度東京に新しい本社を開設したことを発表しました。この拠点は、アジア太平洋地域(APAC)での事業展開を一層強化する目的で設立されました。
特に注目すべきは、IT業界で30年以上の経験を持つ青葉雅和氏が、日本代表に任命された点です。青葉氏は今後、Cloudflareの理念を広げるとともに、日本市場でのカスタマーサポートを強化し、優れた人材の採用に寄与することが期待されています。
アジア太平洋地域での成長
Cloudflareのグローバルネットワークは、日本国内の東京と大阪を含む200都市以上で展開されており、2700万を超えるインターネットプロパティと接続しています。2010年に東京への初のネットワーク拡大を開始し、2015年には大阪にも拡大。このように、日本における投資を継続してきました。
共同創業者兼CEOのマシュー・プリンス氏は「日本は経済大国で、インターネット利用率が高い国。東京は新たな拠点として最適で、企業やユーザーにより良いインターネット体験を提供するための重要な役割を果たす」と述べています。東京本社は、地域でのブランドの認知度向上にも寄与することでしょう。
地域との連携
また、Cloudflareは多くの日本企業とのパートナーシップを築いており、株式会社ソニー・ミュージックアクシスやアクセリア株式会社、クラスメソッド株式会社などとの連携を通じて共同での顧客対応も実現しています。特に、Cloudflareのサービスは多くのフォーチュン500企業にも利用されており、日本市場での需要が急速に高まっていることがわかります。
人材拡充
最近のデータによれば、Cloudflareは2019年にAPAC地域の人員を63%増員し、現在では東京を含むAPAC地域に180名以上の従業員がいます。この増員は、今後の事業展開とサービスの質を向上させるための重要なステップです。
Cloudflareのプラットフォームは、インターネットアプリケーションを保護し、高速化することを目的として設計されており、トラフィックのルーティングを最適化します。これにより、パフォーマンスの向上とセキュリティの強化を同時に実現しています。
結論
東京本社の設立は、Cloudflareの地域戦略にとって大きな意味を持ちます。日本におけるビジネス機会を最大限に活かし、国際的なネットワーク拡大に向けた強力な基盤を築くことが期待されています。今後、Cloudflareが日本市場でどのように成長していくのか、その動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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クラウドフレアジャパン株式会社
- 住所
- 東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン26階 エグゼクティブセンター (TEC)
- 電話番号
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050-1791-1110