高校生のアロマ挑戦
2025-09-11 10:25:18

福島の高校生が挑むアロマ商品化プロジェクトの魅力

福島の高校生が創り出す「青春の香り」



福島県伊達市にある聖光学院の高校生たちが、地域の特性を活かして新たなアロマ商品「青春の香り」の開発に取り組んでいます。このプロジェクトは、株式会社ミライクルラボが主催するアントレプレナーシッププログラムの一環で、地元の職人や企業と協力しながら、ホンモノのビジネスを体験する貴重な機会です。9月27日に「ダテノワ文化祭」で初披露予定のアロマは、地域資源を駆使した商品であり、その背後には高校生たちの情熱と創造性があります。

プロジェクトのスタート



「青春の香り」の開発は、聖光学院の進学探究コースに在籍する10名の高校1年生によるもので、全13回の授業で自己分析、アイデア発想、調香ワークショップ、商品企画といった実践的なカリキュラムに取り組みました。彼らは、福島県産の素材や地域企業の知恵を結集させて、アロマ商品を一から生み出すことに挑戦しています。

この試みには、単なる商品開発を超えた意味があります。学生たちは、進行中のプロジェクトを通じて、地域の職人技術や企業の役割を知り、自身のアイデアを具現化する力を身につけています。さらに、この活動は地域資源の新たな活用方法を模索するという重要な側面も持っているのです。

商品化のプロセス



完成した試作品は、テーマ「好きが重なる2人の花火大会」に基づいています。青春時代の高揚感や夏祭りの風情を香りで表現し、来場者にはその香りを体験してもらいながら意見も集めます。高校生たちが開催する「アロマスプレー手作り体験ワークショップ」も予定されており、参加者は香り作りを楽しむことができます。このように、商品化に向けてのフィードバックを取り入れながら、彼らは次のステップに進んでいきます。

特徴と地域貢献



開発されるアロマは、「レモングラス」「クラリセージ」「サイプレス」という香料を使用し、福島県双葉郡の蒸留所が手がける国産クラフトジンの素材を活用。また、クラウドファンディングも予定しており、支援者には地域に由来する商品の返礼品が用意されます。これにより、地域の活性化にも貢献していく計画です。

教育と地域の連携



ミライクルラボは全国的に教育プログラムを展開し、地域連携による実践型教育を推進しています。聖光学院との協力関係を結び、学生たちが実社会と接続する場を提供することが目的です。教育を受けた高校生たちは、地域の若い人材として将来的に貢献できる力を育てていくことが期待されています。

今後の展望



今回のプロジェクトは、単なる商品開発ではなく、高校生たちがリアルなビジネスプロセスを学ぶ教育的な意義を持っています。収益の一部は地域還元を計画しており、地域の発展に寄与することも狙っています。自らの努力が地域社会に還元されることを実感しながら、このアロマ商品化プロジェクトを成功に導くことができるでしょう。乞うご期待です!


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ミライクルラボ
住所
東京都千代田区神田猿楽町2丁目8番11号VORT水道橋Ⅲ
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。