NTT-ATによる新たなオンライン研修サービスの発表
NTTアドバンステクノロジ株式会社は、サイバーセキュリティ研修を強化するために、ポーランドの非営利団体「Cybersecurity Foundation(CSF)」と連携し、最新のトレーニングプラットフォーム「CyberBastion」を活用したオンライン型サイバーセキュリティ研修サービスを2025年1月から提供開始することを発表しました。
サイバーセキュリティ研修の新時代に向けて
この研修サービスでは、実際に発生したサイバー攻撃を基にしたシナリオに加え、初心者から実務者向けの学習シナリオをカードゲーム形式で提供し、参加者が楽しみながらセキュリティスキルを身につけられるように設計されています。シナリオの変更や独自シナリオの提供も可能で、受講者の目的やスキルレベルに応じた演習が実現します。
CyberBastionの特長
CyberBastionは、戦略的セキュリティ対策の立案からインシデント発生時の対応までをシミュレーションできるオンラインプラットフォームです。その特長は以下の通りです。
- - 豊富なシナリオ: 世界各地で発生した80以上のサイバー攻撃に基づくシナリオを用意し、実践的な対応力を習得。
- - オンデマンド型: SaaSとして提供され、時間や場所に縛られない柔軟な演習が可能。
- - チームビルディング: 参加者間での連携を促進し、インタラクティブにスキルを向上。
- - 多様な対象者: 技術者から一般社員、大学生まで、あらゆるレベルに合わせたプログラムが構築可能。
研修サービスの流れ
本研修は一般社員やセキュリティ運用部門の初心者を対象に、次の内容で半日から1日かけて行います。
1.
座学内容: サイバー脅威の概念やセキュリティインシデントの流れ、使用するプラットフォームの概要説明など。
2.
CyberBastionを使った演習: 事前の練習用演習、本番演習の実施、振り返りを含むレビュー。
研修参加の申し込みは、公式サイトまたは指定の連絡先から行うことができます。
展示会でもお披露目
この新しい研修サービスは、2024年12月19日と20日に浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスで開催される「NCA Annual Conference 2024」にも出展予定です。この機会に、参加者は実際のプログラムを体験し、その効果を実感できるでしょう。
CSFとの協力でさらに充実
CSFは、情報セキュリティの重要性を広めるために活動するポーランドの非営利団体で、豊富な経験と専門知識を持つセキュリティ専門家が多数所属しています。NTT-ATの研修はCSFとの強力なコラボレーションにより、受講者により高品質な教育体験を提供することを目指しています。
サイバーセキュリティが重要視される現代において、この研修サービスは多くの企業や組織に利益をもたらすと期待されており、業界全体のセキュリティレベル向上に貢献することでしょう。