伊藤忠テクノソリューションズ、Technologentと協業しSIビジネス拡大へ

新たな協業の幕開け

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（以下CTC）は、北米でのシステムインテグレーター（SI）ビジネスをさらに推進するため、米国のITサービス提供企業Technologent（トランスガロウェイ社）との協業を発表しました。この提携により、両社は北米市場での新たな商材の開発およびSIビジネスの展開を強化することを予定しています。

CTCのグローバル展開

CTCは、1980年代から海外テクノロジーの市場調査を行い、新製品やサービスの発掘に力を注いできました。2012年にはASEANや北米市場へのグローバル展開を本格的に開始し、日系企業や現地企業へのITサポートを提供してきました。その中で、米国のCI体制「ITOCHU Techno-Solutions America, Inc.」を中心に先端技術の調査や研究開発（R&D）活動も活発に行なっています。

Technologentの強み

米国のTechnologentは、幅広い業種に対してITサービスを提供しています。特に金融機関やヘルスケア業界の大手企業に導入支援やシステム開発などを手掛けており、サービス提供の一貫性が特徴です。近年、AI、クラウド、データ、サイバーセキュリティ等の新たな技術を駆使して、成長領域へのアプローチを強化しています。このようなTechnologentの取り組みは、CTCとの連携を通じてもさらに広がります。

協業の目的と展望

今回の提携は、伊藤忠商事株式会社との資本業務提携契約を機に結ばれたもので、お互いのビジネス拡大を明確に前指向しています。CTCとTechnologentは、米国における日本企業向けSIビジネスの拡大を図るだけでなく、逆に日本市場への進出を目指す米国企業への対応も強化する予定です。

さらに、CTCの北米部門「ITOCHU Techno-Solutions America」がTechnologentとの連携を通じて新規商材を展開することで、日本国内市場での提案力も一層高められるでしょう。これは、両社にとって新たな成長機会となることは間違いありません。

結論

この協業は、CTCがグローバルなテクノロジー市場で競争力を維持し、成長を続けるための重要なステップとなります。Technologentとの連携により、CTCはさらに多様なソリューションを提供し、顧客のニーズに応えられる体制を整えることが期待されます。北米市場でのSIビジネスの拡大が実現すれば、日本のIT市場にも新たな風を吹き込むことでしょう。

今後の両社の成長にご期待ください。

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