文京学院大学院、初の秋入学式を実施 - 新たな学びの一歩

文京学院大学大学院、初の秋入学式

2023年9月14日、文京学院大学大学院看護学研究科と福祉医療マネジメント研究科の秋の入学式が行われました。これは大学院として初めての秋入学式で、新たな学びの姿勢が求められています。

入学式では、福井勉学長が学生たちに向けて「自立」と「共生」の重要性を語りました。彼は「大学院生活の主人公は皆さんです。自分を変化させる努力を続けることが大切です」と強調しました。自立は自分自身を形成し、共生は多様な考えや感情を受け入れることだと述べ、学生たちに強いメッセージを送りました。

続いて、看護学研究科の横田素美研究科委員長が祝辞を述べ、医療現場での実習の重要性について触れました。在院日数の短縮が進む中で、より良い看護を提供するための探究心を持つことが求められています。

福祉医療マネジメント研究科の亀川雅人研究科委員長からは、「人は一人では何もできない」との意識を持ちながら、他者との関わりを通じて変化する姿勢が重要だと述べられました。彼は、共生しながら自立することが大切だと強調し、昆虫の成長過程に例えて「変態」を目指すことを提案しました。

新入生代表の松川千夏さんは、社会人として学ぶことの難しさを語りつつも、その経験から得られる充実感を強調しました。彼女は、多くの仲間との出会いが貴重な財産になると語り、共に学んでいくことの大切さを伝えました。

また、看護学研究科の新入生代表、鈴木彩花さんは「大学院での研究を通じて専門性を深め、看護教育者になりたい」と抱負を述べました。福祉医療マネジメント研究科の青木志乃さんも、社会の変化に対応できるリーダーを目指すような意気込みを表しました。

文京学院大学は、今後も社会人のリスキリング支援に努め、6つの研究科を中心に様々なプログラムを展開し、より多様な学びの場を提供する方針です。