日本計画研究所(JPI)が主催するセミナーが2024年11月7日(木)に開催されます。このセミナーでは、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から、坂秀憲氏が講師として招かれ、水素社会の実現に向けた国内外の政策動向やNEDOの研究開発方針が詳しく解説されます。
水素は、燃焼してもCO2を排出しないクリーンなエネルギーであり、様々な資源から生成できることがその魅力の一つです。エネルギーセキュリティの向上にも貢献すると同時に、長時間の貯蔵や長距離輸送にも適しているため、水素は世界規模でカーボンニュートラルを実現するための重要な資源とされています。
このセミナーは、水素社会実現に向けた具体的な取り組みがどのように進められているかを理解する上で非常に重要な機会です。講義は以下の項目で構成されており、情報が盛りだくさんです。
1.
水素の意義と日本の政策
- 日本のエネルギー状況
- 水素に関する政策・施策
- 水素基本戦略改定
- 水素社会推進法案
2.
国際動向・連携
- 世界的な水素の取り組み
- 世界の水素需要動向
- 低炭素水素計画
- その他、国際的な連携の状況
3.
NEDOの取り組み
- NEDOの基本的な考え方と事業
- 世界初の液化水素運搬船の開発について
- 地域水素利活用モデルの具体化など
特に、坂氏はNEDOの水素に関する様々なプロジェクトに深く関わっており、彼の知見を通じて得る情報は貴重です。講義終了後には質疑応答の時間も設けられており、講師とのインタラクションが可能です。さらに、名刺交換・交流会も実施され、新たなビジネスパートナーや人脈を探る絶好の機会になることでしょう。
セミナーは、会場受講だけでなく、ライブ配信やアーカイブ配信も用意されていますので、参加者はご都合に合わせて受講することができます。受講料は1名あたり33,910円(税込)で、社内や関連会社からの申し込みがあれば2名目以降は28,910円に割引されるなど、参加しやすい内容になっています。
このセミナーを通じて、水素社会を実現するための動向を探り、未来のエネルギー環境を共に考えることができる良い機会となるでしょう。詳細な開催情報は、
こちらでご確認いただけます。