姫路城発の新たな地域創生プロジェクト
兵庫県姫路市と株式会社バケットが手を組み、地域活性化を目指した「姫路デジタル城下町プロジェクト」が始まります。このプロジェクトは、姫路城を中心として、Web3技術を活用し、デジタルの力で地域の魅力を発信していくことを目的としています。
プロジェクトの概要
「デジタル城下町プロジェクト」とは、株式会社バケットが提唱・展開するもので、全国の城郭を有する自治体と連携して進められる多彩な地域創生事業の総称です。特に、姫路市とは「デジタル城下町プロジェクトに関する民間提案事業協定書」を締結し、姫路城を起点に新たな地域コミュニティの形成を図ります。
このプロジェクトでは、1万人限定の「姫路デジタル城下町民」を募集中です。参加者には城下町民証が配布され、この証を持っている人だけが参加できるフォーラムも設けられます。このオンラインコミュニティは、姫路市内外の人々と交流の場を提供し、地域の関係人口と交流人口の増加を目指します。
デジタル城下町の生態系
プロジェクトのキモとなるのが、専用アプリ「デジタル城下町」です。このアプリでは、全国200城の訪問記録を残すことができ、ユーザー同士で「城活」を報告し、気軽にコミュニケーションを楽しむことができます。また、「日本100名城」「続日本100名城」の総称で、各地域のお城を愛するファンが情報交換を行えるプラットフォームとして機能します。
アプリ機能
アプリには、以下の特長があります。
- - 訪問記録:全国の城の訪問状況を記録。
- - 城活報告:城に関連する様々な活動を報告できる機能。
- - コミュニティへの参加:デジタル城下町民証を使っての交流が可能。
また、デジタル城下町民証は、登城やプロジェクトへの貢献によって進化し、収集する楽しみもプレイヤーに提供します。お城のファンにとって、この証は貴重なコレクションアイテムとなるでしょう。さらに、プロジェクト参加自治体が地域のイベント情報をコミュニティに発信できる機能も追加予定で、地域の魅力を発信する新たな場となります。
プロジェクトの広がり
「デジタル城下町プロジェクト」は、国宝犬山城から始まり、今後1年間で100の城が登録予定です。これは単なる地域活性化に留まらず、全国の城とともに広域的な地域創生を図る大規模プロジェクトへと発展しています。これにより、地域の歴史や文化を理解し、楽しめる環境が整い、ファンが増えることが期待されます。
CNPとの連携
このプロジェクトでは、国内最大級のNFTプロジェクトである「CNP」コミュニティとも連携し、運用ノウハウやリソースを活用。デジタル城下町民証を無料配布する予定で、2025年2月上旬に数量限定での配布が計画されています。詳細は公式アカウントやアプリで確認が可能です。
デジタル城下町プロジェクトは、地域活性化の新たな形として、観光や文化振興に新しい風をもたらす期待が寄せられています。これからの展開にぜひ注目していきましょう。