AI-OCR「Robota」がNTTデータ・ウィズの新ソリューションに採用される

AI-OCR「Robota」がNTTデータ・ウィズに採用！

ファーストアカウンティング株式会社は、同社が誇るAI-OCRサービス「Robota」が株式会社NTTデータ・ウィズの新たな経理業務自動化ソリューション「InspectData」に採用された旨を発表しました。この採用は、経理業務の効率化を図るための大きな一歩です。

経理業務のデジタル化が進む背景

日本の経理業務は、少子高齢化や法改正、そしてデジタル化の加速といった要因から、効率化の必要性が高まっています。特に経費申請のチェック・承認業務は人的負担が大きく、効率化が求められています。こうした背景を受け、NTTデータ・ウィズは「InspectData」を開発し、業務の自動化を実現しました。

InspectDataの特長とは？

「InspectData」は、生成AIやAI-OCRなどの先進技術を活用し、経理業務を支援するために設計されたチェックロジックとの組み合わせによって、照合や突合といった業務を自動化します。このシステムの導入により、経理部門の生産性を劇的に向上させることが期待されています。

自動化の具体的な流れ

このソリューションは、APIやRPA、バッチ処理などを使用し、システムへの柔軟な対応が可能です。経費申請の添付証憑はAI-OCRを使ってテキスト化し、申請内容と照合を行います。これにより、経理担当者の負担が軽減されます。

確実なコンプライアンス

各企業のルールやポリシーに基づくチェックロジックを設計可能であり、不備や不正を事前に抑止することができます。これにより、業務効率化とコスト削減が同時に実現できます。

Robotaの役割

ファーストアカウンティングの「Robota」は、特に経理業務の自動化に向けて開発されたAI-OCRサービスです。高精度の読み取り機能が特徴であり、今回の「InspectData」内の照合・突合処理のコアとして採用されました。このことで、経理業務の品質向上と負担軽減が見込まれています。

導入事例と成果

実際の導入事例としては、大手フードサービス業界が挙げられます。この企業では、月に4,000件以上の経費精算申請の70%を自動化し、業務の標準化と効率化を実現しました。

今後の展望

ファーストアカウンティングは、今後も経理業務を支えるAI技術の開発を進め、2027年までに100社の導入を目指しています。企業のニーズに応じた機能の開発やアライアンスを積極的に展開し、経理業務の未来を切り開いていく構えです。

経理シンギュラリティの実現に向けて

ファーストアカウンティングの森社長は、「Robota」のNTTデータ・ウィズ様の新しいソリューションへの採用を大変誇りに思っています。経理業務に特化したAI技術を通じて、企業の生産性向上と社会的な課題解決に貢献し、多くの企業に革新をもたらしていきます。これからも経理業務の効率化と品質向上に注力していく方針です。