大学の健康を支える「HM-neo academic」とは
NTTテクノクロス株式会社は、健康管理ソリューションの分野において代表的な存在であり、その中でも大手企業向けのシェアNo.1を誇る「HM-neo」シリーズを展開しています。この度、同社は大学生の健康管理に特化した「HM-neo academic」を、2026年4月から提供することを発表しました。
近年の大学生の健康問題
近年、大学生の肥満率やメンタルヘルスの問題が深刻化しています。このため、大学の保健管理センターでは、健康診断の受診率を向上させるための施策や、保健指導の強化が求められています。しかし、多くの大学では人手不足やコストの問題から、健康情報のデジタル化が進んでいないのが現状です。
「HM-neo academic」の特長
「HM-neo academic」は、大学の特性を考慮し、使いやすく設計されています。まず、学生や教職員の健康管理情報を一元管理できる点が特徴です。学務システムからデータを取得し、健康診断結果や面談通知などを一カ所で確認できます。
さらに、スマートフォンから健康診断結果や面談の予約が可能になるため、いつでもどこでも自分の健康情報にアクセスできる利便性が高まります。この機能は、学生や教職員の健康意識を高める効果も期待されています。
健康経営とデジタルトランスフォーメーション
「HM-neo academic」を導入することで、大学における健康経営の推進やデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速します。具体的には、証明書発行機との連携により、スムーズな健康診断証明書の発行が可能になるとともに、業務の効率化も実現します。
また、各種管理機能やアンケート機能も備わっており、利用者のニーズに応える充実したシステムとなっています。これらの機能は、専門知識を必要とせず、直感的に操作できる設計がなされています。
今後の展開
NTTテクノクロスは、30年以上にわたるヘルスケア分野での実績に支えられ、「HM-neo」シリーズの機能拡充を進めていきます。特に、小学校や中学校、高等学校向けに同様の健康管理システムを提供する計画も視野に入れています。
「HM-neo」シリーズは、健康管理情報を効率よく扱うことで、企業や教育機関の健康経営を支える重要な役割を果たします。今後、さらなるサービス向上や機能強化を図りながら、社会のニーズに応じた形で進化していくでしょう。
まとめ
「HM-neo academic」は、大学生や教職員の健康管理を一元化し、スマートフォンからのアクセスを可能にした革新的なシステムです。これにより、大学における健康への意識が高まり、実際の健康状態を把握しやすくなります。今後の展開にも注目が集まっています。