歴史溢れる宿泊施設
2025-07-22 09:24:06

歴史と文化が息づく「Hotel宇多野京都別墅」が文化財登録に!

歴史と文化が息づく「Hotel宇多野京都別墅」が文化財登録に!



「Hotel宇多野京都別墅」はこのたび、文化庁の登録有形文化財としての認定を受け、新たな歴史の一ページを刻みました。この登録は、令和7年7月18日に文化審議会での審議と議決を経て、文部科学大臣への答申に至ったものです。

文化的価値が詰まった宿泊施設



この宿泊施設は、京都市右京区に位置し、日本の伝統的な邸宅様式と洋風建築が融合した美しい空間を提供しています。元々は昭和14年(1939年)に京都電燈株式会社の役員であった大渡光蔵の邸宅として建てられ、書院造の本館や数寄屋作りの離れ、スパニッシュ風の洋館が特徴です。その美しい日本庭園は、昭和初期の作庭家である重森三玲によって手掛けられました。

また、歴史的建築物であるこのホテルは、令和6年(2024年)に「京都を彩る建物や庭園」にも選ばれ、観光名所としての評価も高まっています。過去には、京都市交通局によって保養施設「鳴滝寮」として利用され、映画やテレビドラマのロケ地としても活用されてきました。

リノベーションで現代に蘇る



2016年に民間へ売却された後、ホテルニューアワジが令和元年(2019年)に取得し、施設を快適な宿泊環境としてリノベーションしました。令和6年11月には「Hotel宇多野京都別墅」として正式に開業予定です。その際、歴史的な建築美は可能な限りそのまま維持され、現代のゲストに楽しまれる形で提供されます。

ホテル内には10室の客室が全て温泉風呂付きで提供され、レセプションやラウンジ、ダイニング、さらにはジェラテリアやショップも完備されています。京都の自然を肌で感じながら、宿泊を楽しむことができるでしょう。

地域との共生を目指して



「Hotel宇多野京都別墅」は、歴史的価値と建築美を次世代へ受け継ぐ責任を認識し、今後も文化財として守っていくことに力を入れています。宿泊客には快適な体験を提供しながら、地域社会とも共生し、訪れるすべての人々に特別な時間を提供できるよう努めてまいります。

アクセスと観光



このホテルは、JR京都駅からタクシーで約25分、嵐山からは約15分の距離に位置しています。周辺には、仁和寺や龍安寺、金閣寺、北野天満宮、妙心寺など、多くの観光名所があります。これにより、観光と宿泊の両方を楽しむことができる贅沢なひと時を過ごすことができるでしょう。

まとめ



「Hotel宇多野京都別墅」という歴史ある宿泊施設が登録有形文化財に認定されたことは、多くの人々にとって新たな文化体験を提供する可能性を秘めています。この特別な場所で、歴史を感じながらの宿泊をぜひお楽しみください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
株式会社ホテルニューアワジ
住所
兵庫県洲本市小路谷20番地
電話番号
0799-23-2200

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。